テレビ報道はウソ!?子供連れ家族でマレーシア移住は意外と生活しづらい。世界情勢の変化とリアルな海外生活体験記

今回の記事は、イギリスでのボランティア留学後にマレーシアにて海外の拠点を移し海外での生活を続ける阿部さんの記事です。

イギリスからマレーシアに拠点を移したキッカケ

私は現在マレーシアで生活をしています。マレーシアに来たキッカケは、夫の仕事に関連する転居でした。

夫は駐在員ではなく、現地採用で、マレーシアの会社に就職が決まり、1年前に家族で移住をしました。

現在は子供2人と夫の4人で生活をしています。まだ夫のビザがあるために、しばらくここで生活をすることになりそうです。

メディアで報じられているマレーシアと実際のマレーシア

マレーシアは日本でもテレビでよく取り上げられている影響もあって、小学生くらいの子供を連れた教育移住や、老後のセカンドホームで移住してくる人が多いです。

また、マレーシアの評判はテレビで見ると「温暖な気候で住みやすい」「犯罪が少なく治安が良い」「物価が安いので日本よりも安く生活できる」ということがメリットとしてよく取り上げられます。

私もここに来る前は同様のイメージがあり、マレーシアに来ることは楽しみにしていました。

しかし、世界情勢も変化しつつありますし、マレーシアの経済も大きく変わってきているために、メディアで取り上げられているメリットが感じられなくなってきているのが現状です。

駐在員であれば、日本の会社より手厚い待遇を受けることが出来るので、いいのかもしれません。

でも、現地採用は、手当もほとんどなく給料のみなので、はっきり言って楽な生活ではありません。もしも独身者の現地採用だと問題ないかもしれません。

でもうちは子どもがいるのでまた状況が異なるのです。家族連れで移住を検討されている方は、駐在員を選ぶべきだと思います。

生活スタイル

現在は、首都ではなく郊外に住んでいますが、アパートメントに住んで、毎月15万円かかります。

主な内訳は、家賃5万円程度、子供二人の教育費に5万円、そして残りが生活費です。残りの生活費は、衣食、病気、車関係(保険含む)の費用に消えていきます。

物価は日本よりも安いですが、それは現地人と同レベルの食事をした場合の話です。やはり自炊をするにしても、日本の調味料など手に入れることは簡単ですが、高価なものなのです。

そのために、外食はほとんどせず、もっぱら自炊です。また、マレーシアは2015年から税金が6%かかるようになりました。

なので、それまではスーパーに言っても安いと感じる物がたくさんありましたが、現在は、税金も導入され、高くなったと感じますし、レストランのメニューなどもそれに伴ってすべてが値上げされています。

それに伴い、タクシーや電車などもすべて値上げとなったので、あまり経済的な恩恵は感じられなくなっています。

マレーシアで懸念している点

最近感じるのは、ISに関することです。

ショッピングモールや公共施設の警備は強化され、ライフルを持った警官や軍隊の人がいるので物々しい感じがします。もうどこでテロが起こっても不思議ではないですよね、今の時代。

この一年で苦労したことは、やはりお金がないということでした。

給料もはじめの3ヶ月は出なかったので、外貨を切り崩して生活。あまり肉を買う余裕もなく、いつも卵や豆腐でタンパク質を取っていました。

マレーシアの気候は温暖だと言われますが、実はヘイズという時期があり、この時期は街中がスモッグに覆われます。

これが原因で子供が喘息となり、病院に通うことも多かったです。

マレーシアに来てみて良かった点

反対に嬉しかったことは、少し郊外に住んでいたので、現地のマレーシア人と仲良くなることが出来て、交流を深められたことです。

子供を含めた家族ぐるみの旅行をしたり、結婚式に参加したり。その地元の人との交流は本当に楽しいです。

これからマレーシアに滞在を考えている人へ

マレーシアにこれから来ようとする人は、テレビやインターネットでしっかり下調べをした方がいいです。

多分見えてくるのは、良い情報が多いと思いますが、悪い情報にも必ず注目をすること。移住に失敗と考えて帰国する人も実際には多いので、下調べは肝心です。

編集後記

断片的に見える物事は、必ずどこかに繋がっていて、それを自分の目で読み解く必要があります。

体験記を執筆頂いた阿部さんも懸念しているように、現在、世界は危機に瀕していますが、まだまだプロローグだと思っています。

今しか行けない場所があり、今だからこそ面白い場所があるのは間違いないので、どちらにしろ旅や海外に出て行くのはお早めに。

「目」を養うのは、今しかありません。多くの職業で目利きが存在するように、これからの時代を柔軟に強く生き抜くためには、その「目」が必要です。

「目」のある者だけが、次の的確な道を進むことが可能になる時代がもうすぐそこまで来ていると感じています。

行きたいと思った時が旅立ち時です。

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