高校卒業後にアメリカ留学!海外での大学生活は人生に大きな自信をもたらす大きな体験となっています。

今回の海外生活体験記は、高校卒業後に日本の大学に進学せずにアメリカの大学に留学をしていたSさんのエピソードです。

アメリカの短大で2年、その後、大学に2年通った4年間の生活はどのようなものだったのかについて一緒に読み進めていきましょう。

学校の掲示ポスターがアメリカ留学のキッカケ

高校3年生の時の学校掲示にアメリカへの留学生募集のポスターを見て「これは!」と思い、応募しました。それまでは、高校2年時に夏休みの1ヶ月間のホームステイの経験がありました。

明確な目的もないままで、周りに流されるように日本の大学に進学することに疑問を感じていたことが応募のきっかけです。

アメリカ留学期間と生活コスト

高校卒業後の18歳の5月〜大学卒業の22歳6月までの約4年間留学していました。初めの2年間はジョージア州の田舎の短大の寮に住んでいました。

生活コストは、一ヶ月の寮費とカフェテリアの食費で600ドル程度だったと思います。短大卒業後は、ニューヨーク州の田舎の大学に行き、シェアハウスに住んで自炊していました。家賃は400ドル程度だったと思います。

短大の時は、寮費と食費以外では、田舎だったこともあり、月に100ドル以下で、たまに映画を見たり、おやつを買ったりするぐらいでした。

ニューヨークでシェアハウスに住んでいた時は、自炊がメインで、鍋でお米を炊き、ミックスベジタブルでチャーハンを作ったり、パンとクリームチーズで食べたりなど、1日10ドル以下を目安に生活していました。

ニューヨークの大学では、学校内の校舎で夜間、休日の入館者のチェックというアルバイトをして月に200ドル程度稼いでいました。

アメリカ留学で苦しかったこと

高校3年生まで、留学を考えていたわけではないので、英語の成績も特別良いわけでもありませんでした。大学入学前の5月〜8月まで大学に併設されている英語学校で勉強しましたが、その間にTOFLEの成績を一定の基準以上まであげないと入学が9月にできなくなることもあって、かなり頑張って勉強しました。

初めに行ったジョージア州はノンビリとした土地で、学校の手続き等をしに行っても、「少し待ってて」と言われて、30分ぐらい待たされたりすることもありました。そういうゆるさが嫌な人には合わないと思います。

アメリカよりも本当の自分を受け入れてくれない日本に戸惑う

日本の田舎の高校から、米国の田舎の大学にそのまま入学し、遊びも含めて日本のこともあまり知らないまま留学したので、意外と米国の生活を普通に受け入れられた気がします。

寮ではアジア人が少なかったこともあり、初めのうちは物珍しく見られることもありましたが、一度みんながふざけて踊って盛り上がってる時に同じように踊ってみたら「日本人でもそんなことするのか!」と、打ちとけあった雰囲気になりました。

それまでは、「日本人は真面目で堅物」という印象で近づきにくかったのかもしれません。

ただ、知れば知るほど、私自身が日本人らしくない、とも言われ、私自身も日本人との付き合いよりも米国人との付き合いの方が気楽なところもありました。米国滞在中はあまり意識していなかったのですが、帰国後の方が、本当の自分を出しても米国にいた時の方が受け入れられてた感があったように感じます。

アメリカでの海外生活は人生において大きな自信になりました

米国には、いろんな人種、いろんな価値観の人がいるので、多様性を自然に受け入れられるようになると思います。その反面、若いうちに行くと、自分自身が周りに流され落ちていく人もたくさん見ました。

高校卒業後すぐに留学する人は自己管理ができる人でなくては厳しいと感じます。ただ、それをもってしても、海外で経験したことは、その後の人生において貴重な体験となり、自分の自身にもなると思います。

その後の困難にあった時も、あの時に自分一人で乗り越えられたという自信で乗り越えられていく気がするので、ぜひ頑張ってください。

この記事が役に立ったらみんなにシェアしよう!