日本発着!憧れの世界一周クルーズの費用相場やおすすめの船&予約方法をご紹介!

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「旅」「世界一周」という言葉を聞くと、僕の中ではまだまだバックパッカーのイメージが真っ先に思い浮かびますが「世界一周クルーズ」という選択肢も徐々に脳内に浸透するようになってきました。

船を利用した世界一周もアリだなぁ、と。

船旅となると、常に死と隣り合わせのヨットみたいなイメージや映画「タイタニック」のように、つらく苦しく船酔いしそう、危険というイメージが強くあったんですが、色々調べてみると、めちゃ安全!

しかも、高級ホテル並みの設備が整った豪華客船ばかりではありませんか!

船内には、カジノやスポーツジムがあったりプールも付いていたり、ショーがあったりして。

バックパッカーのような世界一周とは真逆の世界観を持つ世界一周。これはこれで面白そうですよね。

実際に、世界一周クルーズの費用はいくらかかって、どのような船があって、どうやって予約すればいいのか?を調べてみましたので、ご紹介していきます。

 

目次

世界一周クルーズは本当に世界一周なのか?

「世界一周 クルーズ」と調べていくと、ある事実が発覚します。それは、しっかりと世界一周するクルーズ船がほとんどないという事実です。

実際は、本当に世界一周するクルーズ船は数が少なく、アジア周遊・カリブ海周遊・ヨーロッパ周遊などの狭い範囲での周遊がメインとなっています。短いものだと1週間、長いものだと約4ヶ月のものまで。

しっかりと太平洋・大西洋をそれぞれ通って一周してくる世界一周クルーズは、90日から100日以上という場合がほとんどで、なおかつ数が少ないのです。

世界一周クルーズの料金相場の見方

1:客室クラス

世界一周クルーズの料金相場はピンきりで、客室のクラスによって値段が幅広く設定されています。

例えば、世界一周クルーズ船で有名な「ピースボート」は104日間に渡る世界一周クルーズですが、最安値の客室で129万円、最高値の客室で330万円となり、差額が201万円にもなります。

同じクルーズ船だとしても、どの客室を選ぶかで金額が全然違ってきます。

104日間で201万円の差額ということは、単純計算すると、最安値の客室は1日あたり12,400円。最高値の客室は31,700円。1日で19,300円の差が出てきます。

なので、ホテルの料金相場と同じようなものですね。

相部屋か個室かで価格に差が出ますし、広さによっても価格に差が出るのと同じです。だからと言って、ピースボートの場合は、クラスによる代金差は客室の仕様や設備によるもので、食事や船内施設の利用、催し物の差がないのが特徴です。

2:旅の期間

期間が短ければ料金が安く、期間が長くなればなるほど料金が高くなります。なので、世界一周クルーズの料金は客室だけではなく、旅の期間によっても全然違ってきます。

3:乗る船

そして、どの船に乗るのか?でも価格が全く変わります。ピースボート以外にも「飛鳥II」「クイーンエリザベス」などのクルーズ船があり、値段もバラバラです。

世界一周クルーズの料金相場まとめ

クルーズのツアーによってサービス内容も違いますし、乗る船によっても有名人のディナーショーなどがついているツアーもあり、料金がバラバラです。

そのため、世界一周クルーズには料金相場というものが実質的にありません。一概に、相場というものを判断しづらいので、料金のみでの比較がしづらいんですよね。

世界一周クルーズには、最低でも100万円かかるという事だけは言えますが、あとは、どのクルーズ船に乗るか?どの客室を選ぶか?で大きく変わってきます。

高いものだと2,500万円を超えるものまで存在しています!なので、予算によって選択肢が増えるいうことは間違いありません。

世界一周クルーズのルートと旅の仕方

世界一周クルーズのルートは、どのクルーズ船に乗るかによって変わってきます。

世界一周クルーズの船に乗れば、100日以上のツアーがほとんどで、20か国以上に立ち寄ることになります。

そして、決められた経路で、決められた日程で、決められた場所に訪れるため、安全性が高く、事前に計画を立てたり、余計な事を一切考えなくて良いという点が旅行のしやすさで考えると大きなメリットです。

また、各寄港地ごとに豊富なオプショナルツアーが用意されていることも多いので、楽しみがたくさんあります。

しかし、このメリットが旅人心を窮屈に、そして退屈にさせる点でもあります。それが、自分で行き先を決められない点です。

自分の行きたい場所をその時の気分で変更できる自由度の高い世界一周とは異なり、世界一周クルーズの場合は、決められた経路で、決められた日程で、決められた場所にだけ寄港することになります。

そのため「この土地にあと2日滞在したいから急遽予定変更!」という事が出来ないため、自由度は低くなりますし、窮屈さを感じることは否めません。

後ろ髪を引かれながら、次の土地へ移動するという事がどれほどネックになるかですね。

日本発着の代表的な世界一周クルーズ船

それでは、日本発の代表的な世界一周クルーズ船をご紹介します。

1:ピースボート

居酒屋に行くとよく見かけるポスターで有名なピースボートの地球一周の船旅。

29歳以下なら70万円で参加できる、ポスターを貼るボランティア活動を行えば3軒貼る毎に1000円が割引されるなど、正規ルートで参加する以外にも様々な方法で参加することが出来ます。

世界一周クルーズ船の中でも価格帯が一番安価です。

2:飛鳥II

日本郵船の子会社である郵船クルーズによって運航されている「飛鳥Ⅱ」。日本船籍としては最大のクルーズ船でもあります。

年度によってツアー内容が変わりますが、毎年110日前後で世界一周をするクルーズが用意されています。

割引制度を活用しても300万円以上の金額になるため、ピースボートの3倍以上の金額になる豪華セレブクルーズ船です。

実際に乗船した方のブログや口コミを見ていると、かなりのセレブリティさが伝わってきます。うぅ〜乗ってみたい!

3:クイーンエリザベス

日本から乗船するわけではありませんが、乗船地までの航空券がセットになっているので、ご紹介します。

金額は飛鳥Ⅱを超える400万円〜となっており、世界的セレブが乗船していることは間違いありませんね。客室も船内も本当にすごい。あっぱれ!という感じです。

ビジネスクラスに乗って満足していた自分が何だかめっちゃ小さく見えてしまいました。相方にプレゼント出来るくらいの男になりたいですね。

海外発着の世界一周クルーズも!

日本発着にこだわらなければ、海外発着の世界一周クルーズ船が他にもたくさんあります。こちらについては、別途特集記事を書こうと思いますので、少々お待ちくださいませ。

世界一周クルーズ船を予約する際の注意点

世界一周クルーズは、どの船も出発の1年半ほど前からツアーの開催が発表されます。そのため、世界一周クルーズに参加する場合は、前もって計画を立てて、早くから準備をしておく必要があります。

また、早期に予約をすると「早期申込割引」や「早期全額支払割引」などが適用され、20%くらい割引されるツアーも多いです。

例えば、400万円の20%割引となると、80万円も割引になります。会社の経費で落とせたり、よっぽどのお金持ちの場合は、たかが80万円か…となるかもしれませんが、一般庶民にとって80万円という割引はかなり大きいですよね。

世界一周クルーズ船に乗る事を決めているのなら、早めに予約しましょう!

キャンセル料は、出発の7〜8ヶ月前から必要になるケースが一般的なため、なかなか踏み込めないというのもこれまた事実ですよね。

また、世界一周クルーズ船の旅において、海外旅行保険やビザの取得手続きなどは、旅行会社から案内があるかと思いますし、言われるとおりに手続きをこなしておけば、出発直前に慌てたり困ったりするということはないはずですので、安心して準備を進められます。

世界一周クルーズの予約方法

  • クルーズ会社から直接予約
  • 大手旅行代理店から予約
  • クルーズ旅行専門の代理店から予約

の3パターンがあります。

代理店からの予約の場合は、割引制度がありますので、予約は代理店からがお得です。

まとめ

20代の頃は、クルーズでの世界一周なんて全く興味が無かったんですが、結婚して子供が産まれたら、これからの将来をどう生きていこうか?という事を考えるようになると、子供と一緒にクルーズで世界一周するのも安全でいいなぁと思い始めています。

世界一周目は、バックパッカーで周り、世界二周目はクルーズ船で周るというのも選択肢としてアリ!ですよね。

お金を稼ぎながら旅をしているので、選択肢ばかりが広がりますが、世界一周クルーズにも絶対に乗ってみたい!と野望が尽きることはありませんね。