【バンコク6日目】facebookで500万円の車を週に7台販売する21歳のタイ人

タイ・バンコクに滞在して1週間が経過しました。日本のニュースを見ていると日本の方が遥かに気温が高いです。

今、タイに来ると涼しく感じるかもしれません。

毎日あちこちを闊歩していますが、昨日は面白い人に出会ったのでエピソードをご紹介します。
友人が名古屋飯をコンセプトにした「花かるた」というお店のバーをやっているのでそこに飲みに行きました。

バンコクのオシャレなバー「名古屋めし 花かるた」へ

ここにはかなり面白いお店でとにかくお酒の種類が豊富。

タイでは珍しいお酒を多数取り扱っているので「お酒を売ってくれ」と、わざわざシンガポールから買い求めてやってくる人もいるそうです。

また、よく中国人が「山崎(ウィスキー)の空いたグラスと箱を9万円で売ってくれ」と、訪ねてくるそうです。

友人曰く中身を安物のウィスキーを入れて変なことに使われるから絶対に売らないと断固拒否しているそうです。何でもありかよ!と。笑

そんな面白いお店には面白い人が集まるようで、4時間くらいお店にいて直接お話をした人だけでも

  • ボルダリングをするために長期滞在をしているフランス人
  • タイ26年在住の日本人女性経営者
  • 33歳のタイ人女性不動産オーナー
  • 21歳のタイ人起業家

が来店していました。

その中でも、面白いなぁと思ったのが21歳のタイ人起業家です。と言っても仕事はすごくシンプル。

1日1時間くらいの時間を使ってfacebook広告の管理と運用をするだけ。それだけで、500万円の車を週に7台も販売している人でした。日本では考えられないですよね。

これを聞いて「facebookってまだそんなに威力があるの?」と感じましたし「日本で力のあるディーラーよりも何倍も売ってるじゃん」と思いましたし「何でそんな事が出来るんだ?」と不思議に思いましたし大きな可能性も感じたんですよね。

だって、まず、日本のfacebookってそんな事出来る気配無いじゃないですか。

おはようおじさん&おばさんがたくさんいますし、ちょっと投稿するだけでリア充アピールだの意識高い系だの、右だの左だの、つまらない議論になるから面白い人はfacebookから離れていくし。

で、実際に企業から受注してfacebook広告の運用をしていた事がありますが、彼のような成果を上げる事は出来ませんでした。

と言うのも、日本のfacebook広告で成果を上げるセオリーは

「広告⇒メルマガ登録⇒教育⇒販売」

という流れで広告を運用すると、成果はかなり上がるんですが、彼は広告からダイレクトに販売ページに誘導して成果を上げているんです。

しかも1,000円とか10,000円の商品ではなく500万円の車ですからね。

何か技を持っていると相手にする国を変えるだけで一気にビジネスチャンスが広がるものなんだなって改めて可能性を感じました。

週給280万円のタイ人

車を1台売ると売価の8%が入ってくるとの事。

500万円×8%=40万円
これが1台販売して得られる彼の報酬です。週に7台という事は、月に28台。つまり、月収が1,120万円!!

タイ人の平均月収が7〜8万円との事なので、これを考えると恐ろしい若者です。

で、なぜ、そんなに売れるの?と聞いたら

「誰もfacebook広告をやらないから」

なんだそうです。この人、おもしれー。

もしかしたら、旅をしながら仕事を作ったりお金を稼ぐことや自分が好きな事を仕事にすることって思っている以上にもっともっと簡単なことなのかもしれません。自分が制限さえかけなければ。

旅は色んな人と出会えるから面白い!