アンテロープキャニオン(ロウアー)に行く前にチェックすべき!おすすめの回り方とツアー料金・所要時間・駐車場情報まとめ

アンテロープキャニオンのロウアー側に訪れた経験をもとに、おすすめの回り方や楽しみ方、料金、注意点、駐車場情報について詳しくご紹介します。

特につらい思いをすることせずに回れるスポットなので、子供連れでも訪れることが出来ます。

ページの中心地から車で約10分程度で行くことが出来るので、ページ周辺にある観光地のホースシューベンドやレイクパウエルと合わせて1日で回ることができます。

そんなアンテロープキャニオンのロウアー側の詳細をご紹介します。

目次

アンテロープキャニオン(ロウアー)の場所と行き方

アンテロープキャニオンのロウアーに行くにはツアーでの参加が必須です。そのため、アンテロープキャニオンのロウアー近くにあるツアー会社に行く必要があります。ツアー会社は2社。

  • Ken’s Tours
  • Dixie Ellis

が安くて有名かつ人気です。どちらもHPから予約できます。特にハイシーズンの夏は事前予約を推奨します。

予約無しで行くと待たなければいけないので、時間が読めず計画していた時間通りに観光できなくなる可能性大です。僕らは予約無しで行き1時間待ちました。

アンテロープキャニオンのロウアーに行くには、ページの中心地から行くかホースシューベンドから行くのが近くて行きやすいです。各都市・観光スポットからの位置関係は以下です。

  • ページから約8km/車で約10分
  • ホースシューベントから約12km/車で約15分
  • カナブから約123km/車で約1時間15分
  • グランドキャニオンから約212km/車で約2時間20分
  • ラスベガスから約460km/車で約4時間30分
  • ロサンゼルスから約900km/車で約8時間30分

アンテロープキャニオン周辺には、他にもホースシューベンドとレイクパウエルがあり、1日で回り切ることが可能です。ルートの参考にして頂ければと思います。

グランドサークルを西回り(時計回り)で周遊する場合は、ページorカナブから訪れるのが定番。またはモニュメントバレーから訪れるルートもアリです。僕らはページ宿泊した翌日早朝にホースシューベンド観光後に行きました。

関連:ページの格安ホテル「クオリティインビューオブレイクパウエル」宿泊レビュー

グランドサークルを東回り(反時計回り)で周遊する場合は、グランドキャニオン国立公園を早朝に出発すれば、その日にアンテロープキャニオンだけではなくホースシューベンドやレイクパウエルも1日で回れます。

アンテロープキャニオンのベストシーズン

アンテロープキャニオンのベストシーズンは、ロウアーとアッパーどちらも6〜9月と言われています。

しかし 夏季は鉄砲水に注意が必要とのこと。
また 気温も高くなるため 5月下旬や9月下旬も良いとされています。

ベストシーズンだけではなく、ベストタイム(ベストな時間帯)があるとも言われております。

その理由は、太陽が一番高くなる時間帯だとアンテロープキャニオン内に光が入り、一番キレイに見れるからです。

そのため、ベストタイムは11〜13時くらいです。この時間帯が一番キレイにアンテロープキャニオンが見れます。

つまり、6〜9月の11〜13時くらいの時間帯がベストです。

アンテロープキャニオンの注意点

動画撮影が禁止

写真撮影はOKなのですが、動画撮影は禁止されています。

ガイドさん曰く、アンテロープキャニオン内の動画を無断で販売していた事が原因との事。

どんな理由でも動画撮影は禁止なので注意が必要です。

夏は鉄砲水が発生することがある

夏に雨が降ると、アンテロープキャニオン内に水が流れ込みます。

ただ水が流れ込むだけでは特に注意する必要はありませんが、アンテロープキャニオン内に流れ込んでくる水は、まるで鉄砲のような強烈な水の勢いで流れ込んでくると言われています。

個人で行くことが出来ないので、鉄砲水に遭遇するリスクはそこまで無いとは思いますが、鉄砲水には要注意です。

アンテロープキャニオンの入場方法と料金

アンテロープキャニオンはアメリカの国立公園ではなくナバホ族の管轄エリアになるので、国立公園の年間パスが利用不可なので入場料がかかります。

それに加えて、個人では行くことが出来ず、必ずツアーに参加しなければいけないのでツアー料金がかかります。上記2つの理由で、かかる料金の種類が2つあります。

そして、もし夏のハイシーズン時期に訪れる場合は事前にツアー会社のHPで予約しておくのがベストです。

僕らは予約せずに当日ツアー会社の窓口に訪れましたが、1時間くらい待ちました。混雑状況によっては2〜3時間待つ可能性もあるので、ぜひ計画的に。

また、ツアーは時間帯ごとに人数制限がかけられているので、ルートを考える際には考慮する必要があります。

入場料:8ドル/1名

アンテロープキャニオンの入場料が1名あたり8ドルかかります。

これは少し変わったルールなのですが、アンテロープキャニオンの入場料8ドル支払うとロウアーだけではなくアッパーにも入場可能です。

なので、もしロウアーだけでも8ドル、ロウアーとアッパーの2つ訪れる場合でも8ドルという料金体系です。

2つ訪れる予定の場合は、入場料を支払った後にもらうレシートを失くさずに保管しておきましょう。

ツアー代(ロウアー):40ドル/名

ロウアーのツアー代は、年々値上がりしています。僕らが訪れた2019年6月現在では1名40ドル(子供20ドル)でした。ツアー会社はKen’s Toursを利用しました。

公式:Ken’s Tours / Dixie Ellis

ツアー代(アッパー):60ドル/名

アッパーのツアー会社は、ロウアーのツアー会社がある場所の道路の反対車線側にあります。

ツアー会社の名前はAntelope Canyon Navajo Toursです。1名60ドル(子供30ドル)です。

他にも所要時間が長めでじっくり時間をかけて写真撮影ができる160ドルのフォトグラフィーツアー(アッパー)もあります。

立ち止まってゆっくり写真撮影をしたい&太陽光が真上から降り注ぐ景色を見たい場合は、アンテロープキャニオンのアッパー側のフォトグラフィーツアーに申し込む必要があります。

どちらも公式ページから予約可能です。

公式:Antelope Canyon Navajo Tours

アンテロープキャニオンの駐車場は無料

アンテロープキャニオンの駐車場代は無料です。

駐車場がかなり大きいので、駐車待ちすることは皆無です。

アンテロープキャニオン(ロウアー)の回り方と楽しみ方

実際にアンテロープキャニオンのロウアー側のツアーに参加した様子とともに回り方と楽しみ方をご紹介します。

ツアー参加者は時間になると集合がかかります。僕らが訪れた時期がハイシーズンだったこともあり、かなりの人数がいました。

ツアーは6〜8名の1グループに1名のガイドで構成され複数グループに振り分けられます。

アンテロープキャニオンの写真を撮影するには、カメラの設定が大事だとガイドから説明を受けます。カメラの設定はガイドが行ってくれるので、一眼レフやミラーレスをお持ちの場合は、設定してもらいましょう。

iPhoneの場合はカメラの設定を「ビビット」にすると、キレイな赤みが出るからおすすめだよと説明がありました。

人数が揃ったらツアー開始。まずは荒野を10分くらい歩きます。

こちらがアンテロープキャニオンのロウアー側の入口です。階段で下っていきます。結構急です。

渓谷内に入ると、冒険心をくすぐる空間が目の前に広がり、ワクワクドキドキが止まりません。

岩が本当にキレイで滑らかで冷たい!スベスベした冷たい肌触りが気持ち良かったです。地上とは違い涼しいのが助かりました。

どこを切り取っても素晴らしい光景が続くので、自分で「ここ!」という写真スポットを見つける楽しさあり。

写真の枚数がめちゃくちゃ増えるので、容量が心配な場合は事前に整理しておきましょう。

要所をかいつまみながら、ガイドさんからもおすすめの写真スポットと角度を教えてもらえます。

とにかく息を呑む光景に感動が止まりません。

ちなみに、この記事でアップしている写真は全てiPhone6Sです。スマホでも十分にキレイな写真が撮影できます。

岩のグラデーションがキレイ!

このグラデーションも最高!!

これが自然現象で出来るなんて信じられないくらいの芸術性の高さ。iPhoneのビビット設定で撮影しているだけで写真加工一切なしです。

「誰か隠れて夜中にペンキ塗ってるっしょ?」と思いたくなるほど美しい!!!

通常は1時間程度のツアーですが、かなり混雑していたこともあり、1時間半くらいかけてゆっくりと楽しむことが出来ました。

旅程の都合上、ロウアーしか行けませんでしたが、ロウアーだけでも十分満足!

まとめ

ロウアーとアッパーの両方に行ければ理想だったのですが、ロウアーだけでも十分に満足することが出来ました。

アンテロープキャニオンのロウアー側に行く際の検討材料として参考になれば幸いです。

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