世界一周&海外旅行者必携!楽天プレミアムカードのメリットデメリット全てのカラクリを解説

僕は色んなクレジットカードを保有していますが、なぜ楽天プレミアムカードをゴリ押ししているのかについてご紹介したいと思います。

目次

なぜ楽天プレミアムカードを持つべきなのか?

世界一周中の僕がハッキリと断言しますが

  • これから世界一周に出る人
  • 海外旅行に年に1回は行く人

は楽天プレミアムカードは持つべきカードです。むしろ持たない意味が見当たりません。というのも、とんでもない待遇を受けることが出来るんですよ。

今回は、楽天プレミアムカードで受けられる魅力と恩恵、注意点やデメリットについて解説していきます。

世界中のラウンジが使いたい放題の最上級ランクのプライオリティパスが手に入る

飛行機に乗る際に「機会があれば一度でいいから空港ラウンジを使ってみたいな〜」と思ったことがあるのではないでしょうか?

そんな願いが、楽天プレミアムカードを持つことで簡単に叶います。
世界120ヵ国400都市以上の空港内に設置された850ヵ所以上のラウンジ(しかも原則、航空会社運営のVIPラウンジ)を搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なく無料で利用出来るようになるのです。

ラウンジの使用回数制限無しで何回でも使えます。

僕が思うに、楽天プレミアムカードを持つべき理由の95%はここにありです。

年会費が税込10,800円のクレカを持つことで、プライオリティパスのプレステージ会員(年会費399USドル)が無料でついてきます。

これってちょっと考えられないくらいお得なことですし、実際に旅に出てからこの有り難さに気づく人が多くいます。

旅先で出会う日本人は、未だに、このカードの存在を知らず、「もっと早く知っておきたかった」と、悔やむ人がすごく多くいます。

例えば、海外の空港で乗り継ぎする場合、4時間くらい待ち時間があるのはよくあることですよね。

そんな時って、大体、混雑している空港のベンチでひたすら待たなければいけなかったり、無駄に高いレストランやカフェで時間を過ごさなければいけませんでした。

ですが、このカードがあることで、ラウンジで時間をつぶせるようになります。

f:id:libertyfactory:20160525192211j:plain

今までは、座り心地の悪い固いベンチで、しかもWiFiの繋がりがいまいちで、めちゃくちゃ苦痛で退屈な時間を長時間耐えていたのが一変します。

高級ホテルにあるような、ふかふかのソファに座って、食べ放題のビュッフェ形式のご飯を食べたり、飲み放題のビールやジュースを飲んだり、快速なWiFiに接続してスマホでピコピコ、PCでカチャカチャしたりして半端じゃなく快適で上質な時間を過ごすことが出来ます。

ラウンジによってはシャワールームがあるので、旅の疲れを洗い流すことだって可能です。

f:id:libertyfactory:20160525192450j:plain

飛行機を乗る人にとっては、夢のような魔法のカードなのですが、もちろん年会費によってランクが存在しています。

スタンダード:年会費99USドル。利用毎に27USドルが必要。
スタンダードプラス:年会費249USドル。年10回まで無料で利用可能。
プレステージ:年会費399USドル。利用料金無しで無制限に利用可能。

ハッキリ言ってスタンダード会員なら、別にいらないです。
スタンダードプラス会員も世界一周旅行者にとっては物足りなさを感じるはずです。

楽天プレミアムカードを所持することで無料で付いてくるのは
最高ランクのプレステージ会員なんです。

つまり約4万円分の年会費を払わなくてもいい。
そして、何回利用しても追加料金がかからない。

これって、すごいことです。

僕はフライトの3時間以上前に空港に到着するようになりました。

早く行くほどチェックイン時に並ばなくてもいいし、今までレストランでお金を払ってご飯などを食べていたのですが、今までよりもグレードアップされたラウンジでお金を払わずにゆっくりとご飯を食べるようになりました。

仕事も出来るので本当にオススメです。
旅の仕方が180°変わったと言っても過言ではありません。

ゴールドカードで入れるラウンジは実はしょぼい

アメックスなどのゴールドカードで使えるラウンジが世界中にはあります。ですが、プライオリティパスで使えるラウンジは全くの別物です。ここは誤解せずに正確に理解しておきましょう。

そもそもゴールドカードでは、国内にいくつかあるラウンジと海外のわずかなラウンジしか使えないので、海外では全く役立たずなケースがほとんどです。

しかもそのサービスクオリティが全然違います。ゴールドカードラウンジは多少豪華な内装だったりしますが、サービスはソフトドリンクだけだったりします。シャワーとかは多分あり得ないです。でも、プライオリティパスのラウンジは食べ物もお酒もすべて無料で取り放題。シャワールームがあるラウンジではシャワーも使えます。

クレカのグレードをどれだけアップさせても、使えるラウンジは“しょぼい”のです。つまり、プライオリティパスが圧倒的に強いのです。

意外と馬鹿に出来ない楽天市場のポイント制度

楽天の面白いところは、同じ商品、同じ価格なのにも関わらずお店が違うだけでポイントの倍率に違いがあります。

f:id:libertyfactory:20160122121828p:plain

僕の場合は、更にハピタスを経由させて楽天のページに飛んでいるので、ハピタスの方に1%のポイントが付与されます。

これだけでも、6%オフになり、すごいお店だとポイント20倍とかになっていることがよくあります。知らないうちに1万ポイント貯まっていたなんてことが良くあります。

また、楽天ポイントはANAマイルに交換できますので、ANAマイラーとしては見逃せない部分でもあります。しかし、楽天プレミアムカードでの決済でマイルを貯めるのはオススメ出来ません。

あくまでも、ついでに貯める程度に思っておいてください。

プライオリティパスの注意点

プライオリティパスは別途申請が必要

勘違いしそうな方もいるかもしれないので、記述しておきますが、プライオリティパスと楽天プレミアムカードは別のカードです。

つまり、ラウンジで楽天プレミアムカードを提示してもラウンジは使えないです。事前に楽天e-NAVIの会員ページから、プライオリティパスの申請をする必要があります。

「プライオリティ・パスのお申し込み」へログイン

申し込みといっても難しいことは何もないので、忘れないうちに楽天プレミアムカードが届いたらすぐに申し込んでおきましょう。発行は無料で、1週間くらいで到着します。

同行者は別途料金がかかる

クレカで利用できるラウンジは同行者が無料だったりしますが、プライオリティパスはそうはいきません。ラウンジを無料で使えるのは本人のみです。

同行者は有料になり、1人27ドルかかります。

僕らは、カップルで世界一周をしていますが、それぞれ楽天プレミアムカードを作ってプライオリティパスを所持しています。

また夫婦だと家族カードで行けるのでは?と思うかもしれませんが、そうはいきません。楽天プレミアムカードの家族カードは、年会費5400円と安くなるもののプライオリティパスが付きません。夫婦二人で世界一周する場合は、別々に2枚のカードを作るのが得策です。これでも他のゴールドカードより年会費が安いので世界一周用に持っておいて、帰国後に必要なければ解約すればいいのではないでしょうか。

初年度は実質無料ですしね。

楽天プレミアムカードの注意点

海外旅行保険が自動付帯

年会費無料の楽天カードでは「旅行先までの交通費決済を楽天カードで行う」という面倒な要件がついてきますが、こちらは自動付帯です。なので、心配はいりません。

これで国内、海外ともに旅行保険に無料で入ったことになります。海外旅行に1回行けば1万円くらいすぐ出ていきますよね。なので、ぶっちゃけ、これだけでも元が取れます。かなり嬉しいサービスです。

ただ、つい安心しすぎて保険内容を見直さないということがよく起きるので、旅行に行くたびに保険内容をしっかりとチェックするようにしましょう。

せっかく自動付帯の保険があるのに、存在を忘れていてお金を払って海外旅行保険に加入しないように。

海外キャッシングが「リボ払い」

楽天プレミアムカードでは、海外キャッシングの場合、あらかじめ「リボ払い」が設定されています。リボ払いでは、回数によっては、現金からの両替よりもレートが悪くなってしまうことも。

ですが、一括返済とすることが可能です。楽天e-NAVIで「キャッシングリボお支払コース」の限度額の引き上げを行ったうえで楽天コンタクトセンターに電話をして、「リボ残高のおまとめ払い」を行います。

これを忘れてしまうと大変なことになってしまうので、なるべく使わない方が無難です。

マイル還元率が悪い=マイル貯蓄向きではない

楽天プレミアムカードの決済で獲得した楽天ポイントは、ANAマイルに移行可能です。しかし、マイル還元率が0.5%とかなり低いです。1,000円の決済で5マイルしか獲得出来ません。

僕が使っているANA VISA ワイドゴールドカードであれば、条件付きで1,000円使用あたり17マイル獲得が可能になるので、いかに楽天プレミアムカードが、マイル貯蓄に不向きかがお分かり頂けると思います。旅好きなら航空会社系カードを使ってマイルを貯めましょう。

驚くほど簡単にマイルが貯まっていきますよ。

以上、楽天プレミアムカードについてでした。 

ぜひゲットして快適な旅をお過ごしください。

僕らもラウンジを使い倒しているので、世界のどこかのラウンジでお会いできる日を楽しみにしています。

見かけたら声をかけてくださいね!