この記事では、僕がミニマリストを追求して断捨離をしていったら、それが仕事になったという実話をしていきます。
目次
旅をしながら生活しようと心に誓った3年前
自分の部屋にモノがあってもしょうがないということで、どうしようかと色々調べていたら「ミニマリスト」という言葉を知って「何か面白そう!」と、断捨離を無我夢中で決行。
そして僕は気づいてしまいました。
「これがこんな価格で売れるのか!」「部屋をキレイにすることって快感!」と。
一つ例に挙げると、僕が超大切にしていたバイブルとも言える「サンクチュアリ」というマンガが・・・
という事が起きました。
その他、部屋にあるモノをどんどんヤフオクで売っていったんですが、出せば売れるので、めちゃくちゃ楽しかったんです、単純に。
世の中には、自分がゴミ同然だと思っているモノをお金を払ってでも欲しがっている人がいるという発見と、自分の大切にしていたモノを大切に使ってくれそうな人がいる嬉しさと、掃除をして綺麗になった部屋を見て感じるスッキリ感と何とも言えない幸せな気持ち。
お宝を発掘したかのような子供心、大切さを共有する嬉しさ、整理整頓する気持ち良さと幸福感。
こんな感覚に襲われたのは、僕にとっては初めてで衝撃的な出来事でした。
「この感覚、誰かと共感したいっ!!」想いだけが大きくなっていきました。
実家の断捨離を決行
「今まで手を付けようと思って避けていた倉庫とか蔵の掃除してみない?キレイになるし不用品売ると結構お金になるから冷蔵庫でも新しく買おうよ!」
と、代々農家のムダに大きい実家の断捨離の話を持ちかけました。
「ホントに!?やってやって!!」という事で決行。
本当にゴミ山みたいな倉庫と蔵を掃除するのは何日もかかりましたが、みるみる綺麗になっていく光景を見るだけで僕は大満足、そして、家族も大喜び。
掃除ってやってるだけで心が洗われる感覚があるんですよ。そして、何かどんよりした実家の空気がどんどん清々しくなっていく気がして気持ち良いんですよね。
そして、ヤフオクの落札相場を見ながら、一個ずつモノをチェックしていくと、売れそうなモノがどんどん出てくるんですよ。
自分がゴミだと思っているものは誰かにとって宝物かもしれない

何これ?こんなの売れないでしょ?って思ったものが10,000円で売れ。

カセットテープで録画するタイプの壊れて電源が入らないビデオが2,200円で売れ。

よく分からない古いゼンマイ式掛け時計が5,500円で売れ。
これらごく一部ですが、ホコリをかぶって眠っていたものがどんどん売れていきました。総額かなりの金額になって、僕は思ったんです。
「これ、仕事になるんじゃない?」と。「喜ばれるんじゃない?」と。
友人に「断舎離してモノを売るとお小遣いになるよ」と伝えてみた
何気ない友人同士の会話の中で、「最近どう?」みたいな話をしますよね。
その時に「部屋にあるものとか実家にあるものを掃除がてらヤフオクで売ってみたらビックリするくらいの額になったぞ!」と話してみたんですね。
まず、真っ先にこの人を巻き込みました。見た目とガラは悪いですけど、立派な超好青年の勇介です。カンボジアに学校建設したり、そのまま現地でカフェを開いちゃったりしているぶっ飛んだ男です。
すると、やり方教えてよと言われたので「とりあえず出せば売れるんだ!笑」と。それはそれは何とも雑なやり取りで、今思えば「マジごめん」なんですが、ものの見事にどんどん売れて、10万円以上になっていました。
「やっぱりこれすごいぞ!」と思い、他の友人たちにもペラペラ話して、今度はちゃんと教えると、みんな結構売れていったんですよ。
そして、お礼にと飲み代をおごってもらって色々話していると「ウチの実家も見てくれない?」みたいな話になっていったんです。
その時に、断捨離や掃除は人に喜ばれながらも収入になるということを実感したんです。
断捨離のお手伝いという仕事で収入が入り始める
僕は基本的に、掃除や断捨離が好きで得意です。そして、不用品を売るのも楽しかったんです。
なので、一度取得しておけば死ぬまで使える古物商を約2万円で取得。警察にお金を払えば誰でも取得可能です。
正式に商売が出来る環境を整え始めると、友人たちから不用品を処分して欲しい、代わりに売って欲しい、家具の断捨離をして欲しいとお願いされる事が増えていきました。
僕は人助けというか趣味のつもりで引き受けていましたが、次々と「来てくれて助かったよ。本当にありがとう。」と言われ封筒を手渡されるようになっていきました。
その封筒には「こんなにいいの?!マジ!?!?!」というくらい多い額が入っていました。
僕が好きな事、得意な事が誰かの役に立ってそれがお金になって返ってくる喜びの循環がさらに快感で、めちゃくちゃ嬉しかったんです。
断捨離や掃除ってお金になるという選択肢ができた。新しい仕事が出来た始まりでした。
チラシを作ってポスティングしてみるとまさかの展開
喜んでくれる人がいてあまりにも楽しくなってきたので「もっと多くの人に断捨離の気持ち良さを伝えたい!」と、チラシを作って自分の手でポスティングをしてみたんです。
すると・・・
ポスティング開始から2時間後に電話が鳴り、それからは電話が鳴りっぱなし。
チラシを1,000枚を発注したのに、500枚を配り終えたところで10件ほど予約が入りました。しかもものの数時間での話です。
そして実際にお仕事をさせて頂くと、めちゃくちゃ喜んでくれて、お茶やお菓子まで頂いて「お昼ごはんウチで食べて行ってくださいよ〜」と言われるほど大好評でした。
好きで得意なことが仕事になって、しかもお客様からめっちゃ感謝されるって「こんな快感あるのか!」と一人で大興奮していたのが記憶に新しいです。
断捨離を通して、僕は収入の選択肢を広げることが出来ましたし、それ以外の何か大切なものを見つけた気がしています。
物を捨てられなくて困っている人の断捨離を手伝ったりすることで、収入を得ることって出来るんですよね。
僕みたいな掃除が好きな人もいれば嫌いな人もいる。不用品処分が好きな人もいれば嫌いな人もいる。
その需要と供給は、今の時代すごくマッチします。
そして、これを仕事にしたい人に仕事のやり方を教えるコンサルティングまでやって、東京・神奈川・岩手・静岡・名古屋・大阪と広がっていきました。
輪が広がっていくのが楽しかったんですよね〜。
ミニマリストという仕事にも色々ある
僕は「これ、面白い!」と思ったらどんどん突き進んでいくタイプなので、商売としてやっていましたが、知り合いを通して困っている人を助けに行く感覚でも十分なお小遣いになります。
断捨離という行為を通じて、人に感謝され尊敬され繋がりが生まれるし、掃除をして自分も気持ち良くなれる。捨てられそうなモノは大切にしてくれそうな誰かにバトンが渡る。
そして、それで収入も得られてしまう。
この循環システムやばい!!って僕は今でも思ってるんですよね。
旅をしながら生活しようと決めたから、断捨離をし始めた。物を捨ててミニマリストという哲学を知った。そして、そんな自分の経験を活かす仕事が出来た。
自分の経験は誰かにとっては輝かしい才能
僕も含めて、大体の人がミニマリストになるにあたって断捨離を経験します。その経験を活かして、誰かと分かち合えば仕事になります。
モノを処分するのが上手な人は、断捨離の仕方がわからない人に教えることを仕事にしても成り立つわけですよ。
例えば、公民館を借りて、ちょっとした講座を開いてみてもいいと思うんです。
「モノにも寿命があるので、十分に活かしてくれる人にバトンを渡すとモノも喜ぶと思いますよ〜」「モノを大切にする事が出来ると、ビックリするくらい人生変わるんですよ〜」
というお話をしていると「そうだよね。」などと言いながら大変興味深い顔をして聞いてくれます。
断捨離は技術です。断捨離はスキルです。
断捨離を実践しながら人の役に立つことが出来るのがミニマリストのスキルだと思うんですよね。
実際に僕みたいな中途半端なミニマリストでも頼ってくれる人がいて、めちゃくちゃ喜ばれます。僕はミニマリストとしては、正直めちゃくちゃ中途半端ですから。
部屋に布団だけしかないとかちょっと無理ですもん(笑)
好きな事・得意な事を仕事にする人、最強説
好きなことをしてお金を稼げるって、快感で気持ち良くて自由を味わえます。そして、最強だと思います。
これからの時代は、好きな事で仕事をつくるということが主流の時代になっていくだろうと思います。
そして、時代の風潮も後押ししてくれているので、自分のやりたいことで稼ぐことが許される時代になっていますし、どんどん生きやすくなっているのが事実です。
これからはAIなどのテクノロジーの発展によって人の仕事が無くなっていく中、断捨離はロボットには出来ません。
時代からかなり求められる仕事の一つだと思うんですよね。
また、ロボットに仕事を奪われないためにも、早い段階で自分が大好きだと思える仕事を見つけたり作ったりして、きちんとお金を稼ぐ力を身に着けるべきだと思っています。
すでに「副業何してる?」が同窓会での話題になりつつありますからね。
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