自分を律する者だけが好きなことで生きていける

好きなことをやって生きていくには「自律」なくして生きていけない

好きなことを仕事にしたり、夢を叶えたり、やりたいことだけで生きていこうというのが流行っていますが、僕はこの流れに大賛成です。

僕もそこを目指してこの10年間模索してきた人間ですし、こういう生き方は本当に最高の人生です。

ですが、自由な人生を実現させるためには「自律」というのがとても重要になってきます。「自立」ではなく自分のことを自分で律する「自律」というものです。

こういう事を書くと「何か根性論でしんどそう」「頑張るってやつか」と思う人もいるのですが、そもそも「頑張る」という力みが入る時点で、本当に欲しているものじゃなかったりします。

どういう事かというと、人間の行動心理学上「価値の序列」という原理原則があります。

価値の序列というのは、人それぞれ大切にしたいものには優先順位があるという概念です。

この「価値の序列」の上位にあるジャンルついて、僕もあなたは意欲的になります。

人によっては、仕事かもしれないし家族かもしれない。はたまた、勉強かもしれないし社交かもしれません。

そして、「価値の序列」の上位にあるジャンルについては、いつも無意識的に

  • 時間
  • お金
  • エネルギー

を費やしているので、大なり小なり自分の思い描いた目的地にどんどん近づいていきます。

なぜそうなるかというと、思い描いた目的地にたどり着くために自然と自分のことを律する事ができるからです。

重要だと思っていることは身体が勝手に動く

例えば、本当にダイエットをしたいと思っている人は、どんなに疲れていても筋トレ・運動をするでしょうし、そのためのお金はムダだとは思いません。

より効率的に身体機能を高めるためにサプリメントやプロテインを購入するでしょうし、ダイエットのために重要な知識を得るために本を読む時間を使いますよね。

例えば、子供のことが大切なママは、子供の食事はどんなに疲れていても作るでしょうし、教育に重要なお金はムダだとは思いません。

より質の高い教育環境を提供してあげるために、子育てに関する知識を身につけるでしょうし、健康管理に気を使うようになりますよね。

仕事のことが大切な人は、自分で決めた目標に向かって、淡々と作業をこなすでしょうし、成果を上げるためのお金はムダだとは思いません。

僕で言うなら仕事に関することは自然と自分を律することが出来るので、勝手に身体が動きますが、英語学習に関することは身体も脳ミソもストップしてしまいます。

バンクーバーに住んでいながら、英語のレベルはセブ島での語学留学以降全く上がっていません。

僕で言うなら、仕事上で重要な「ブログを書く」「コンテンツを作る」というのは「頑張る」という感覚はなく、重要だと思っているので身体が勝手に動きます。

ですが「英語を学ぶ」というのは「頑張る」という感覚がないと出来ないのです。重要だと思っていないので、身体を動かすのにすごくエネルギーが必要なんです。

価値の序列の上位にあるものに感情は無い。淡々とやるだけ。

自分が人生で大切だと思っていることで、それを発展させるための行為に「ワクワク」「好き」という感情は存在していないと思うんですよね。

そういうレベルの低い話はどうでもいい、と。

「大切だからやるしかないでしょ」という静かなテンションなはずなんですよね。 ワクワク至上主義に陥るとワクワクすることをやることが目的になってしまうので、おかしな話になってしまうんですよ。

自分が人生で大切にしたいことは、そんな低い基準で捉えていないはずなんですよね。やるのが当たり前であり、やらないといけないないことであり、やるべきことだったりします。

例えば、きっと多くの人が「就職」というのが最も重要だった時期があるはずで、就職するための就職活動に対する基準は、就職活動をするのが当たり前であって、やらないといけないことであり、やるべきことと自分を律していた。だから、就職出来た。

けど、当時の就職活動というのは「やらなきゃ」「やるべき」というのは、ネガティブなものではなかったはずでしょ?

就職活動をすることによって得られるリターンやメリットが十分に分かっていたから、デメリット・代価を喜んで支払っていたと思うんです。

より多くの時間を使ってエネルギーを使ってお金も使ったでしょう。

好きなことで生きていくメリットやリターンが分かれば自分を律することなんてへっちゃら

「好きなことで生きていく」事を目指していたとして、やる気が出なかったり身体が動かないのは、そもそも本当は求めていないかメリットやリターンが分かっていないかのどちらかです。

メリットやリターンをたくさんわかっていればいるほど、そのために自分を律する事ができます。

その飲み会必要?その服必要?その悩み必要?みたいな。

逆に、あなたが、未来に欲している何かがあるのであれば、自分を律する事なしに、リターンはあり得ません。

律する事をしないで、リターンだけもらうという都合の良い考えは通用せず、メリットとデメリットは同じだけ存在するのです。

苦労よりも快楽の方が多い事はあり得ず、快楽よりも苦労の方が多い事もあり得ないのです。

それを、あり得ようとすると、必ず、人生の方から、「調整」という出来事が起きるようになっています。

受け取る・与えるのバランスが崩れると、心のバランスが崩れて鬱病や神経系の病気になります。もしくは、人間関係のバランスが崩れてトラブルが起きたり縁が切れたりします。

それは

  • メリットよりもデメリットの方が多い
    (受け取るのが怖くて受け取れない状態)
  • デメリットよりもメリットの方が多い
    (自分の都合しか考えていない状態)

のいずれかを、潜在的を含めて、求めたからです。

夢を叶えたり願望を実現するというのは「代価を払う」のが当たり前です。何かしら失うものがあるんですね。

時間・お金・エネルギーのどれかを必ず失います。

良いところばかりを見て、メリットやリターンだけ欲しいという都合の良い考えは早く捨てましょう。

旅をしながら稼いで自由に生きる事に憧れを持つ人がいますが、正直大変ですよ。

なぜなら、旅はかなり体力も使うし頭も使います。その上で自分のビジネスの事を考えて自分を律さないといけないからです。

やりたいことの実現のために、自分を律する。

これは、どんな生き方を望もうが当たり前の事なので、当たり前にしてくださいね。

当たり前の事を当たり前にやっていく事も難しいですが、さらに効率の良い生き方をしたいならば、当たり前の基準を上げていくことが必要不可欠です。

この自分が成長していくプロセスがゲームをやっている感覚で楽しいもんなんですけどね。

どうか耳障りのいい言葉だけを都合の良いように解釈しませんように。夢実現を妨げているのは、自分の思い込みや解釈です。