ブラジルに来たなら、ブラジル名物のフェジョアーダを本格的で最高に美味しく食べられるお店で味わってみたい。
そんな欲求に駆られて、探し回っていたところ「bolinha」というお店に巡り逢いました。
実際に行ってみた経験をもとに、お店と料理についてご紹介していきます。
「bolinha」について
本格的ブラジル料理のフェジョアーダが食べられるレストラン「bolinha」は、地元のテレビ局が取材に来るような有名店です。
僕が訪れたときも、ちょうどテレビ局のカメラを担いだチームが4名くらいでお店に入っていました。
そんな「bolinha」は、サンパウロの高級住宅街に位置しています。
メトロの駅が近くにないため、バスを乗り継いでいくかUberなどのタクシーで行くしかないため、アクセスが良いとは言えません。
Uberを利用して行くのが最も安全で安くて便利です。
- 営業時間:11:00〜24:00
- 定休日:月
- 住所:Av. Cidade Jardim, 53 – Jardim Europa, São Paulo
フェジョアーダとは
フェジョアーダはWikipediaによると・・・
黒いんげん豆と豚の脂身、豚や牛の干し肉または燻製肉、生ソーセージ、豚の耳や鼻、足、尾、皮などを、ニンニクと岩塩の塩味でじっくり煮込んだ料理。
素焼きの壺に入れ、皿に盛ったバターライスや籠に入れたパン、せん切りにして炒めたコウヴェ(couve、ケール)、ファロファと呼ばれるバターやベーコンで炒めたマンジョッカ芋(キャッサバ)やその粉、オレンジのスライスと一緒に供される。
との事。
そして・・・
アフリカから連れてこられた奴隷たちがブラジルで考案した料理と言われ、農場主らのために豚の上質な肉を取った残りの部分(主に内臓、そして耳や鼻、足、しっぽなど)や豆などを加えたとされる。
暑熱のなかで強制労働に就く奴隷の塩分を補う食事でもあったため、現在も一般に塩辛い。フェジョアーダは食事としては脂っこい料理で、ブラジルでは日常的にはフェイジャオンが食されるが、フェジョアーダはレストランなどで水曜日や土曜日のランチとして提供され、家庭では週末に食されることが一般的となっている。
という歴史のある料理との事です。
では、実際にどうなのでしょうか?味や料理はこんな感じでした。
店内の様子
店内に入ると、高級店の雰囲気漂う雰囲気が演出されています。
席についてすぐに、フェジョアーダを注文。すると、前菜のようなものが出てきました。
パンと豚の耳などの揚げ物。そして、豆のスープです。
そして、食前酒も一緒に出てきました。アルコール度数が40度くらいのお酒です。
そして、約10分後。
フェジョアーダがテーブルに運ばれてきました。
日本人にとって味は濃い目ですが、とても美味しいです。
豚肉や牛肉、ソーセージなどがたっぷり入っていました。
そして、一緒に運ばれてきたケールの炒め物。これが苦味があって濃い目のフェジョアーダと絡ませて食べると、絶妙な味になります。
ケールの炒め物。
最初はそれぞれの味を確認しながら食べていましたが、全部混ぜて食べるのがブラジルスタイルらしく全部混ぜて食べてみました。
それぞれ単体で食べるのも美味しいかったですが、絶妙な味になります。ほんとに美味しかった!
そして、それぞれ無くなりそうになると、どんどんおかわりをくれて、これでもかってくらいお腹いっぱいに。
料金システムが良くわからなかったので、もしかしたらおかわり分は別料金を取られていたのかもしれませんが、1名137レアル(≒4,430円)でした。
ブラジルの物価にしてはかなり高めですが、かなり美味しかったです。
本格的なブラジル料理を食べられるおすすめのレストランです。
まとめ
サンパウロには、日本食が食べられるお店もたくさんありました。
その中でもラーメン屋「あすか」は、まさに日本だったので、日本食が恋しくなったらぜひ。
こちらはリベルダーデ駅から徒歩10分以内の場所なので、行きやすい場所でした。
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