世界一周をしてみたい人必見!僕が旅に出る前に語学留学してまで英語力を高めた理由

当時、大学生だった僕が世界一周をしたいと思ったキッカケとなった初海外のインド一人旅。

旅の序盤は、なぜインドを選んだのか?と後悔ばかりをしていました。

なぜなら、インドを旅できれば世界中どこでも旅が出来ると言われているくらい難易度の高い国でして、世間知らずで旅慣れていない僕にはハードすぎたんです。

そして、輪をかけるように死んでもおかしくなかった事件にも遭遇しました。

今、振り返ってもゾッとするんですが、この事件から数日間は、もう二度と旅なんてしないと心に誓っていたんです・・・。

なのにも関わらず、インドを旅しながら出会う人に魅了され、体験する出来事に心を揺さぶられ、景色を見れば驚嘆し、文化に触れれば価値観が崩壊し、たった二週間という短い時間の中で見える世界が180°変わってしまったのです。

そして、この旅がキッカケで僕の人生は大きくシフトチェンジしていくことになります。

就活の合間に旅に出たんですが、あまりの変貌っぷりに「この短期間に何があったんだ?」と面接官に言われるほどでした。

今では懐かしい思い出どころか、人生のターニングポイントとなっているわけですが、この旅がキッカケで旅への探究心にスイッチが入りました。

目次

20代は仕事を徹底的に頑張って、旅をしながらメシを食えるようになって、30代は世界一周からスタートさせようと計画

そんな漠然とした目標が僕の中に芽生えます。脳内の80%が筋肉で出来ているような野球バカだった僕には、どうやって?という手段や方法論なんて想像もつきません。でも、それだけは叶えたいという強い衝動に駆られていました。

ただ、インドの旅で得たものは新たな目標だけではありませんでした。大きな後悔が残ってしまったんです。その後悔の正体が「英語」です。

英語が全く喋れなかったので、会話がロクに出来ず、すごく寂しかったんですよ。

英語が喋れたら、もっと深く旅を楽しむことが出来たんじゃないか?という後悔。ただ回っただけで終わってしまったという寂しさと虚しさ。

この時、英語の必要性を強烈に感じたことを今でも鮮明に覚えています。

世界一周や海外旅行前に英語力は必要なのか?

という問いに対する僕なりの意見は、“そこまで必要ではない”というのが僕の考えです。

行きたい場所に行く。食べたいものを食べる。泊まりたい宿に泊まる。そんな事は、今の時代、スマホのおかげで簡単に出来るようになりました。

なので、英語が喋れなくても、タクシーに乗って地図を見せれば行きたい場所に連れて行ってくれるし、お店や宿の情報をgoogleマップに打ち込めば、GPS機能で案内してくれます。

旅をするのに英語なんて要らないんですよ。例えば、タクシーアプリのUberなんかがいい例です。スマホアプリで行き先を入力すれば、全く喋らなくても行きたい場所に行くことが出来てしまいます。

 

世界一周や海外旅行前に語学留学なんて、もっと必要ないよね?

ぶっちゃけ、その通りなんですよね。南米に行けばラテン語しか通じないし、ヨーロッパでさえも英語が通じない国が多いです。

なので、英語って世間で言われているほど必要じゃないんです。

だって、世界を旅していると「英語が全然出来ないけど、世界一周してるよ〜。適当だよ〜、ノリだよ〜。何とかなっちゃうんだよね〜。」なんて人が意外とたくさんいます。

世界一周をしていたり、海外旅行に出かけている日本人で英語が問題なく話せる人なんて2〜3%くらいなのではないかという感覚です。

旅に英語なんて必要ないんですよ。LINE英語翻訳片手に会話出来ちゃうんですから。

旅の奥行と幅が死ぬほど広がる英語の魔力

旅に英語は必要ない。それが大前提なんですが、少しでも英語が話せると、世界一周や海外旅行の楽しみ、収穫、意義、選択肢、視野、未来、見える世界の広さが半端じゃなく広がるのが事実です。

それは、実生活に置き換えても同じことが言えると思うんですよね。

資格や免許を取らなくても仕事が出来るように。彼氏彼女がいなくても人生楽しいように。わざわざ手に入れなくても何も問題は無いんです。

でも、人生に違いをもたらす要素になるわけですよね。必要じゃないけど、あると楽しさが数百倍にも増す。

そういった魔力が英語にはあります。旅を通して何を得たいかは人それぞれですが、せっかく同じお金と時間を費やすなら、より充実したものになるのは間違いなく英語を習得した方がいいという選択肢になるんです。

例えば、世界中から旅人の参加者を集めて、現地で集合、現地で解散するツアー。海外の旅行会社が企画、運営していている会社があるんですが、こういう企画に参加すると、英語を習得する意義が見いだせると思うんですよね。

数日間、ツアーメイトの外国人達と寝食を共にしながら旅をするものです。

・アメリカやカナダなどの北米&中南米がメインの会社:trek america

http://www.trekamerica.com/

・中南米やアフリカがメインの会社:G adventures

https://www.gadventures.com/

こういう企画にも気兼ねなく参加できるし、旅仲間が出来るので、運が良ければ、その人たちの母国を訪れた際は、家に泊めてくれて案内してくれるなんて可能性だってあるわけです。

これって、旅人から言わせてみたら、興奮冷めやらぬ鼻血モノだと思うんです。

という理由で世界一周や長期海外旅行前には、語学留学で語学を習得した方がいいと思っています。

では、英語レベルに合わせて、どういう感じになるのかを一緒に見ていきましょう。

英語レベル1:ハロー&サンキュー

簡単な挨拶が出来るだけでも間違いなく旅は最高に楽しいです。これだけでも旅は出来ます。遺跡を見たり、海外の空気感に触れたり、文化の違いを見るだけでも脳ミソがプルプル震えるはずなので、満足度は100%でしょう。視界の範囲は90°くらいです。

英語レベル2:マイネームイズ…&アイライク…

名前や好きなものなど、ちょっとした自己紹介が出来るだけで、ずいぶんと仲良くなれます。特に、音楽や映画などの趣味が一致するとそれだけで友だちになれちゃいます。視界の広さは120°くらいです。

英語レベル3:5W1Hの質問の受け答えが出来る

ここまで英語が出来ると、道を聞いたり、時間を聞いたり、金額を聞いたりしながら自分の行きたい場所に自力で行けます。単語を連発するような英語だけど、自分の言ってる事はなんとか通じる!でも相手の言ってる事がよく分からないというレベル。

ネイティブの人は冷たい人もいたりするけれど、基本的には、好意的に接してくれます。「おー、ジャパニーズ。ちょっとは英語出来るんだな。」という目で見てくれます。視界の広さは180°くらいです。だいぶ視野が広がります。

英語レベル4:ちょっとした日常会話が出来る

自分の思いを言葉にするのにつっかえたりしますが、ここまで来ると滞在期間に比例して、聞き取りが出来るようになりますし話せば話すほどポンポン話せるようになります。

「facebookで繋がろうぜ!」と言われたりホームパーティに呼ばれるような一歩踏み込んだ関係を築けるようになります。視界の広さは240°くらいです。

英語レベル5:ジョークを交えながら世間話が出来る

もう、値段をふっかけられたり、ぼったくられたり、なめられたりすることはほとんど皆無になります。誰とでも仲良くなれます。世界各地に友達や家族ができます。

あなたがfacebookに投稿すれば世界各地で出会った友だちがコメントを残してくれるようになるでしょう。各地でお金を稼ぎながら旅が出来るはずです。視界の広さは300°くらいです。もう大体OKです。

英語レベルセミプロ:専門的な事以外はペラペラ

世界中のあらゆる文化や価値観をローカルレベルで詳しく知る事が出来るでしょう。ニュアンスも上手に汲み取ることが出来ます。もし、あなたが旅をしながら情報発信をしていくなら、世界を舞台に、インスタグラマーやyoutuberとして活躍でき、あなたのファンがたくさん出来ます。

好きな場所があれば起業して住む事もできますね!目指せ移住権!視界の広さは360°です。どんな角度から攻められてもバッチコイですね。

英語レベル仙人:ネイティブレベル

もうここまで来ると、逆に困るんじゃないですか?どこの国で何をしようか選択肢が広すぎるので、逆に困ると思いますよ(笑)

地球がつまらなくなって、宇宙に行っちゃうかもしれませんね。

改めて、世界一周や海外旅行前に英語留学は必要なのか?という問いに対する僕なりの意見は、留学しておいて損はないというのが僕の考えです。

3ヶ月間、自分なりにかなり頑張って英語レベル2から英語レベル4〜5くらいになりました。

上を目指せばキリがないのですが、見える世界がとてつもなく広がり、楽しくなった今、それまで大嫌いだった英語をこれからも続けて学んでいこうと思わせるには十分な経験となりました。

なので、特に世界一周するなら2ヶ月〜3ヶ月間の期間の語学留学がオススメです。

長すぎると世界一周のテンションが下がってしまいますし、1ヶ月しかないと、これから英語力が伸びる!という頃に終わってしまうからです。

実際に、延長している人がほとんどでした。

なので、僕が思う語学留学2ヶ月〜3ヶ月後の進化成長の目安はこんな感じです。

もともと英語レベル1 or 2くらいの人

自分から英語で話しかける事ができて、言いたい事を正しく伝えることが出来る。相手の言っている事がなんとなく理解でき、会話ができる。気づいたら英語が結構好きになっているはずです。

旅の楽しみ度:留学前の10〜100倍

もともと英語レベル2 or 3くらいの人

上記に加えて、相手の言っている事が理解できて、ジョークを交えて英語で会話や深い話が出来る。英語で会話する事が楽しくてしょうがない。喋りたくてしょうがない状態になっているはずです。

旅の楽しみ度:留学前の100〜1000倍

まとめ

結局は、僕が後悔したことをもとに英語留学をしたわけですが、これくらいの効果があるなら世界一周前の英語の語学留学もアリだと思いませんか?

このくらいの効果は現実的に誰でも出せると思いますし、人によってはもっともっと伸びると思います。

世界一周前に是非、英語力を伸ばして世界一周を何倍も楽しいものにしましょう!ビバ旅人!!

と言っても、英語力があってもなくてもいいので、どんどん旅に出ましょう!あなたを待っているのは死ぬほど最高か、やけどするほど最高かの二択です!