世界中が大注目!海外旅行をするなら絶対にキューバに行って欲しい5つのワケ

アメリカとの国交が復活し、半世紀に渡って閉ざされていたキューバのパンドラの箱がついにこじ開けられることになりました。

そして、アメリカとの関係だけではなく、安倍首相の訪問により、日本との関係においても大きく影響が出て来ることになるでしょう。

それによって、急速な近代化、観光地化が進み「今」のキューバは大きく変貌し、古き良きキューバの姿は5年後には無くなっているかもしれません。

だからこそ、実際に足を運んでみて感じた「今」しか見ることの出来ないキューバに、「今」訪れるべき理由をご紹介したいと思います。

目次

1:近代化&観光地化していない世界遺産の街並みは今だけ!

f:id:libertyfactory:20161018074922j:plain

2014年に車の輸入が解禁され、現代の車が街を走るようになっていますが、それでもまだまだ街には多くのクラシックカーが走り、近代化された様子はほとんどありません。

そして、観光地化が進んでいない分、情報が少ないのですが、観光客でひしめく東南アジアとは違い、ゆっくりと街歩きをして時間を過ごすことが出来ます。

国交断絶前に入ってきた超レトロなアメリカンなクラシックカーで、街全体が世界遺産になっているハバナの街を走り回るのは最高にファンキーで楽しいです。きっと、今だけしか見ることの出来ない光景です。

2:とにかく人、人、人!優しくて呆れるほど楽しい!

f:id:libertyfactory:20161018080712j:plain

僕が滞在したのは、首都ハバナと、キューバ最古の都市と言われるトリニダーだったんですが、どちらの街の人もビックリするほど優しいです。

もし、キューバに行くことになったら、キューバに住む多くの人たちに話かけてみてください。これほど、外国人にフレンドリーな国はありません。スペイン語の壁なんかも関係ありません。

キューバの楽しみ方は、世界遺産や観光スポット巡りではなく、キューバの人々との交流です。

そもそも治安が悪いなんてただのイメージでしかなく、社会主義という思想が源になっているのか共有・調和の精神を強く感じました。

そのため、みんなめちゃくちゃ陽気で親切です。街を歩いていると、「ハポン?(日本人?)アミーゴ!」と、お酒をご馳走してくれたりします。

3:世界の常識がキューバでは何一つ常識ではない

f:id:libertyfactory:20161018081630j:plain

僕の仕事の一つに広告業をしている事から、世界の広告を見て回るのが楽しみの一つなんです。しかし、キューバではほとんどお目にかかることが出来ませんでした。

だからこそ、ふと「景観」ってこういう事かと気づくことが出来ました。29歳にして初めて景観とはどういうものかを知ったのです。

日本では、街を歩くと広告やネオンの光がギッシリ詰まっていて、街の景観を一切感じることが出来ません。ヨーロッパや北米でも数は少ないですが、広告やネオンの光は当たり前のように存在しています。

ただし、キューバは、ほとんどありません。だからこそ街歩きをしていて飽きないし楽しいんだと思います。「景観」とはどういうものかが分かると思います。広告だらけの日本では決して手に入らない視点です。

ですが、広告のない街に資本主義の風が吹き込まれることで、街中に広告が溢れてしまうのでしょうか。

また、マクドナルドやスターバックスなど世界のどこにでもある企業のお店がありません。チェーン店は一切ないんです。

ちょっと前まではコカ・コーラすら売られていなかったみたいなんですが、首都ハバナではもうすでにコカ・コーラが買えるようになってきています。

という事で、他の国には、当たり前にあるものがキューバにはないという景色を見れるのも、間違いなく「今」しかないんだと思います。

f:id:libertyfactory:20161018083547j:plain

ちなみにキューバ国内で生産されているキューバコーラはかなり甘いです。

4:「アメリカなき後の世界」と「再びアメリカ化する世界」時代が動く瞬間を垣間見れるのは今だけ!

f:id:libertyfactory:20161018084506j:plain

「社会主義で生きる人々」と「資本主義で生きる人々」の両方が存在し、使用する貨幣が異なっています。いまなら、まだ「社会主義の国」を垣間見ることが可能です。

ちなみに、キューバ人の使用する貨幣(CUP)ではないと、利用できないサービスがたくさんあります。CUPでしかバスに乗れなかったり、ご飯が食べれなかったり。

その一例として、キューバの本当の美味しい食事は実は配給によるもので、観光客には提供されない事があるんです。

実際に訪れると、様々な方法でありつけることができますので、何とかしてそれを見つけ出すのも、キューバ旅行の楽しみです。ガイドブックには決して載らない「旅」がキューバにはまだまだたくさん残っています。

しかし、その時間は、あと数年だけなんだと思います。

5:キューバの姿がすでに変わってきています!

数年後にはアメリカ人の巨大観光地になってしまい、それにより各国からの観光客も増え、数年後にはまったく別の国になっているように思います。

マイアミからクルーズ船が来たら終わりですし、直行便が飛ぶのもあとわずかだと思います。そうなると、一気に近代化が進んで今の景色や文化を味わえるのも時間の問題です。

ですので、徹底的にキューバを楽しむのは今のうちです!

まとめ

アメリカの東海岸やメキシコの渡航予定があるなら絶対にキューバへ。カナダまでワーホリや留学で来ているならキューバへ。ジャマイカやコスタリカなどの中南米の渡航予定があるなら絶対キューバへ。東南アジアの渡航予定があるならスケジュール的に無理をしてでも東南アジアをやめて絶対キューバへ。

どこか旅をする予定があるなら、絶対キューバへ行って欲しいと思っています。

僕は全く別の国になっているだろう5年後に、もう一度キューバを訪れてみたいと思います。

キューバ観光についておすすめスポットとかかった費用をまとめた記事がありますので、キューバを訪れようと思っている方は、ぜひ読んでみてくださいませ。

参考記事:4泊5日のキューバ旅行!観光情報と全費用まとめ