オーストラリアの東海岸、世界中のサーファーが集まるゴールドコーストの中心地から車で1時間。
世界遺産登録されている土ボタルをレンタカーを借りて見に行ってきました。
なかなか詳細な情報がなく道に迷ってしまったので、土ボタルについての詳細と行き方や注意点やマナーなどを書き残しておこうと思います。
上記写真は訳あって引用させて頂きました。
目次
世界遺産登録されている土ボタルとは?
世界8大不思議と言われている土ボタルは、洞窟の暗闇の中に生息しています。
土ボタルの実態は、ホタル科の虫ではなく、キノコバエ科のヒカリキノコバエの幼虫です。
ホタルのように光を放つことからホタルの名称が使われ、日本では決して見ることが出来ない神秘的な美しさを秘めています。
日本のホタルとは違い、岩や砂地に、引っ付きながら青々とした光を発します。
生息区域が限られていて、世界中でもゴールドコースト近郊のナチュラルブリッジ国立公園をはじめ、クイーンズランド州、ニューサウスウェールス州、ニュージランド(ワイトモ、テアナウ)にしか生息していない希少生物です。
湿度の高くて暗い岩場・洞穴・廃トンネルなどで活動しています。
土ボタルは、洞窟の中にたくさんの人が入ったりカメラのフラッシュの光を当てられることに弱いと言われているため、観光客が多くなればなるほど日本でホタルが見れなくなってきているように数が少なくなってくると言われています。
観光客のマナー次第で土ボタルが輝き続けられるかどうかの命運を握っているのだそうです。
そんな事を耳にしたらとてもじゃないけどカメラを向けることが出来ず、写真撮影を自粛した次第です。
そんな希少性の高い土ボタルは、ゴールドコーストのナチュラルブリッジ国立公園で鑑賞することが出来ます。
主な行き方は2パターン。オプショナルツアーに参加するかレンタカーを借りて自力で行くかのどちらかです。
それでは、それぞれの方法を比較しながらご紹介していきます。
ゴールドコーストの土ボタルまでの行き方と場所
1:ツアーに参加して土ボタルを見に行く方法
「ゴールドコースト 土ボタル ツアー」とgoogleやyahooで検索すると数多くのツアー会社が出てくるので、探してみてください。
さらに「格安」というキーワードを入れると、1人$100以下で参加できる現地の日本人が経営している会社やH.I.Sなども出てきます。
タクシーで行くよりも全然安上がりなので、レンタカーを借りれなかったり運転が怖い場合は、ツアーに参加するのが無難です。
2:レンタカーで土ボタルを見に行く方法
レンタカーの場合は、ゴールドコーストの中心地から車で1時間もあればたどり着くことが出来ます。
もし、モバイルWiFiルーターをレンタルしていたり現地でSIMカードを購入したりしてスマホがインターネット接続出来る状態であれば、googleマップのナビ機能を使えば十分ですが、無い場合はカーナビ必須です。
また、オーストラリアは、右ハンドル左車線です。標識こそ違えど日本で運転する感覚と何も変わりません。
なので、そこまで違和感を感じること無く運転できると思います。
そして、ナチュラルブリッジまでの道のりは、交通量は少ないものの、街灯がない暗い山道を走っていくことになりますので、運転の際はお気をつけください。
地図と住所は下記になります。無料の駐車場もありますので、問題なく車を停めることが可能です。
※僕の失敗談※
「ナチュラルブリッジ」とgoogleで検索すると「スプリングブルック国立公園」が出てきたので、そのまま「スプリングブルック国立公園」を目指したら違う場所に連れて行かれした。
正解は、下記地図と住所ですので、お間違えの無いように。間違えると完全に心が折れます。
住所:Australian Wildlife Sanctuary, 81 Bakers Rd, Natural Bridge QLD
土ボタルを見に行く服装と持ち物
ナチュラルブリッジの駐車場から土ボタルの洞窟までは、15〜20分くらい歩くことになります。
道がコンクリートのところばかりではなく、土で出来た道を歩くので、多少汚れてもいいようにスニーカーがベターです。
ハイキングコースではないので、もちろんサンダルでもOKですが、ヒールがあるようなものは避けた方が無難です。
僕は、真夏の1月に行きましたが、かなり涼しかったので、念のため羽織るものを持っていくといいかもしれません。
そして、懐中電灯を必ず持参しましょう。スマホの懐中電灯でも十分です。
土ボタルを鑑賞する際のマナー
土ボタルに懐中電灯を向けないことです。これはご法度です。
まとめ
観光客が増えていることで、年々土ボタルの輝きが少なくなっていると言われています。
もしかしたら、ゴールドコーストで鑑賞できる神秘的な土ボタルも数年後には見れなくなっているなんて事も十分考えられます。
ゴールドコーストに行ったなら、ぜひ、神秘的な世界を体験してみてはいかがでしょうか?
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