ミラノ⇔ローマのおすすめの移動手段は?電車・飛行機・バスを比較【イタリア国内】

イタリアのミラノとローマの間は、どちら向きでも、電車(トレニタリア・イタロ)・飛行機・バス(FlixBus)の3つで行けます。

結論から言うと、ミラノ⇔ローマは高速鉄道がいちばん便利です。ミラノ中央駅からローマ・テルミニ駅まで乗り換えなしで最短2時間50分、トレニタリアのフレッチャロッサが1日45本、イタロが1日33本走っています。安さを優先するならFlixBus(最短7時間35分・片道€8.98〜)です。飛行機は飛行時間が1時間10分でも、空港までの移動を足すと電車より時間がかかります。

運賃・所要時間・乗り場は、2026年10月27日に各社の公式ページと公式の時刻検索で確かめた内容です。運賃は日や空き状況で変わるので、予約の前に公式の画面で確かめてください。

ミラノ⇔ローマの移動手段の比較

手段所要時間運賃の下限(公式の表示)向いている人
電車(トレニタリアのフレッチャロッサ)最短 2時間50分(乗り換えなし)片道 €37.90〜本数の多さで選びたい人・駅から駅へ行きたい人
電車(イタロ)最短 2時間52分(乗り換えなし)片道 €29.90〜高速鉄道を少しでも安く乗りたい人
飛行機(ITA エアウェイズ)飛行時間 1時間10分(リナーテ→フィウミチーノ)往復 €61〜ローマの空港で乗り継ぐ人
バス(FlixBus)最短 7時間35分(ローマ→ミラノは7時間)片道 €8.98〜とにかく安く行きたい人・夜行で宿代を浮かせたい人
2026年10月27日確認。トレニタリアは公式の時刻検索(2026年11月12日・11月19日・12月10日の便)、イタロは公式の路線ページ(ミラノ→ローマ)、飛行機はITAエアウェイズの路線ページ、バスはFlixBusの路線ページ(ミラノ→ローマ)の表示

電車の2社は所要時間がほぼ同じで、運賃の下限はイタロのほうが安く出ています。ただし安い席から売り切れるので、実際は日と便によって入れ替わります。飛行機の€61〜は、ITAエアウェイズの路線ページに出ている往復の運賃です。

乗りたい日の電車・バス・飛行機の運賃をまとめて比べるなら、予約サイトの Omio(日本語のサイト)で検索できます。Omio でミラノ→ローマを検索する

電車でミラノ⇔ローマを移動する

ミラノ⇔ローマの高速鉄道は、国鉄のトレニタリア(Trenitalia)の「フレッチャロッサ(Frecciarossa)」と、民間のイタロ(Italo)の2社が走らせています。どちらもミラノ中央駅とローマ・テルミニ駅を乗り換えなしで結んでいます。

トレニタリア(フレッチャロッサ)

詳細
  • 所要時間:最短 2時間50分(多くの便は3時間10分前後)
  • 本数:1日45本(ミラノ中央駅→ローマ・テルミニ駅の直通)
  • 時刻:始発5:10・最終20:35
  • 運賃:片道 €37.90〜(検索した日の表示)
  • 発着駅:ミラノ中央駅(Milano Centrale)⇔ ローマ・テルミニ駅(Roma Termini)

トレニタリアの公式の時刻検索で2026年11月12日・11月19日・12月10日のミラノ中央駅→ローマ・テルミニ駅を調べると、どの日も乗り換えなしのフレッチャロッサが45本ありました。いちばん速いのは20:35発(23:25着・2時間50分)で、6:35発(9:34着・2時間59分)も3時間を切ります。途中の駅に多く止まる便は3時間40分前後かかります。

フレッチャロッサの運賃は、3日とも€37.90〜で、高い便は€85.90(11月12日・19日)でした。フレッチャロッサより遅い列車(1日1本のフレッチャビアンカなど)は€23.90〜€27.90と安いものの、6時間53分かかります。

イタロ(Italo)

詳細
  • 所要時間:最短 2時間52分
  • 本数:1日33本
  • 運賃:片道 €29.90〜
  • 距離:567km
  • 止まる駅:ミラノ中央駅・ミラノ・ロゴレド駅 → レッジョ・エミリアAV駅 → ボローニャ中央駅 → フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅 → ローマ・ティブルティーナ駅・ローマ・テルミニ駅(便によって止まる駅は違います)

イタロの公式サイトは、予約の手数料がかからないと案内しています。いちばん安い「Smart」クラスは、75×53×30cmより大きいスーツケースを持ち込めません。大きな荷物があるときは、荷物の制限がないと案内されている上のクラス(Prima・Club Executive)を選びましょう。

切符の買い方

トレニタリアもイタロも、公式サイトかアプリで日付と駅を入れて検索し、便と運賃の種類を選んで支払います。イタロはアプリに乗車券を入れておけると案内しています。安い運賃の席から売り切れるので、日程が決まったら早めに予約するのがおすすめです。

公式ページ:Trenitalia/Milan to Rome(Italo)

飛行機でミラノ⇔ローマを移動する

ミラノ⇔ローマの直行便は、ITAエアウェイズがミラノ・リナーテ空港(LIN)とローマ・フィウミチーノ空港(FCO)の間で飛ばしています。

詳細
  • 飛行時間:1時間10分
  • 本数:2026年10月27日(火)のリナーテ空港の出発便の一覧で、フィウミチーノ行きは15便(6:30〜21:00)
  • 運賃:往復 €61〜(ITAエアウェイズの路線ページの表示)
  • 発着空港:ミラノ・リナーテ空港(LIN)⇔ ローマ・フィウミチーノ空港(FCO)

飛行時間は短いものの、空港までの移動、保安検査、着いてからの市内への移動を足すと、電車の2時間50分〜3時間10分より長くなります。ITAエアウェイズは、フィウミチーノ空港の滑走路の工事が2027年2月まで続き、遅れが出ることがあると案内しています。ミラノ⇔ローマだけの移動なら電車のほうが早く着きます。ローマで国際線に乗り継ぐ人には飛行機が向いています。

公式ページ:Flights from Milan to Rome(ITA Airways)/Departures(Milano Linate)

バス(FlixBus)でミラノ⇔ローマを移動する

ヨーロッパの長距離バスの定番、FlixBusはミラノ⇔ローマを乗り換えなしで結んでいます。公式ページ(ミラノ→ローマ)の表示は次のとおりです。

詳細
  • 所要時間:最短 7時間35分
  • 運賃:片道 €8.98〜
  • 本数:1日27本
  • 時刻:始発0:35・最終23:05(夜行便もある)
  • 荷物:手荷物1つ(7kg・42×30×18cmまで)+預け荷物1つ(20kg・80×50×30cmまで)が無料

乗り場は、ミラノに14か所、ローマに7か所あります。ミラノはランプニャーノ・バスターミナル(Lampugnano)やサン・ドナートM3(San Donato M3)、ローマはティブルティーナ・バスターミナル(Roma Tiburtina)やアナニーナ(Roma Anagnina)などで、便によって違います。乗車券に書かれた乗り場を確かめてください。

電車の2.5倍以上の時間がかかる代わりに、運賃の下限はイタロの3分の1以下です。オンラインで買うときはサービス料がかかると公式ページに書かれています。

公式ページ:Milano – Roma(FlixBus)

FlixBusの予約の流れは、別の路線(パリ→ブリュッセル)を例にまとめた記事があります:FlixBusのバスチケット予約・購入方法

ローマからミラノへ行く場合

逆向き(ローマ→ミラノ)でも、使える手段と運賃の下限はほぼ同じです。2026年11月12日のトレニタリアの時刻検索では、ローマ・テルミニ駅を朝早く出る次の便がありました。

ローマ・テルミニ駅 発ミラノ中央駅 着所要時間
5:38(FR 9682)8:302時間52分
6:25(FR 9606)9:242時間59分
6:50(FR 9608)10:003時間10分
2026年10月27日確認。トレニタリアの公式の時刻検索(2026年11月12日の便)。この日のローマ→ミラノのフレッチャロッサは1日45本・始発5:10・最終20:10
  • 電車:トレニタリアのフレッチャロッサは最短2時間52分・€37.90〜。イタロは最短2時間52分・€29.90〜・1日33本(公式の路線ページ)
  • 飛行機:ITAエアウェイズがフィウミチーノ空港からリナーテ空港へ飛ばしている
  • バス:FlixBusのローマ→ミラノは最短7時間・片道€12.98〜・1日24本(始発0:15・最終23:50)

よくある質問

トレニタリアとイタロはどっちがいい?

速さはほぼ同じです(最短2時間50分と2時間52分)。本数はトレニタリアのフレッチャロッサが1日45本、イタロが1日33本です。運賃の下限はイタロ(€29.90〜)のほうが安く出ていますが、日と便で入れ替わるので、乗りたい時間で両方を比べるのがいちばんです。大きなスーツケースを持つなら、イタロのSmartクラスの荷物の大きさの制限(75×53×30cm)に気をつけてください。

いちばん速いのはどれ?

電車です。最短2時間50分で、市内の中心の駅から駅へ着きます。飛行機は飛行時間が1時間10分ですが、空港までの移動と手続きを足すと電車より時間がかかります。

いちばん安いのはどれ?

公式の表示の下限では、FlixBus(ミラノ→ローマ €8.98〜)がいちばん安いです。電車はイタロ€29.90〜、フレッチャロッサ€37.90〜です。

ミラノとローマの距離は?

イタロの路線ページでは567km、FlixBusの路線ページでは566kmと案内されています。

ミラノからローマへ日帰りできる?

電車ならできます。トレニタリアの時刻検索(2026年11月12日)では、ミラノ中央駅6:35発のフレッチャロッサが9:34にローマ・テルミニ駅に着き、帰りはローマ・テルミニ駅19:50発(23:00着)や最終20:10発があります。往復で6時間ほど乗るので、時間に余裕を持って計画しましょう。

移動中、スマホのネットはどうする?

まず、今のスマホの契約が海外で使えるかを確かめてください。足りないときは、次の3つから選べます。

  • トリファ:海外用のeSIMをアプリで買えます。200以上の国と地域に対応し、日本語のチャットで24時間相談できます。
  • ahamo:日本の携帯の料金プランです(毎月の料金がかかります)。eSIMなら新しい番号でも申し込めて、当日〜3日前後で使い始められます。海外では申し込みも追加料金もなしで、イタリアを含む91の国と地域でデータ通信が使えます(海外で使い始めた日から15日を過ぎると、速度が最大128kbpsに落ちます)。今のスマホに2つ目の回線として入れる使い方は、ahamoの動作保証の対象外です。
  • Airalo(エラロ):海外用のeSIMです。日本語のサイトで買えて、ヨーロッパの41か国で使えるプランがあります。サポートは24時間・多言語です。

(トリファ・ahamo・Airaloの公式サイトで2026年10月27日に確認)

ミラノ⇔ローマの移動手段まとめ

  • 速さと本数で選ぶなら:電車(フレッチャロッサ 最短2時間50分・1日45本・€37.90〜/イタロ 最短2時間52分・1日33本・€29.90〜)
  • とにかく安く行きたい・夜行も選びたい:FlixBus(最短7時間35分・€8.98〜)
  • ローマで乗り継ぐなら:飛行機(リナーテ→フィウミチーノ 1時間10分)

ミラノ⇔ローマは、高速鉄道が1日に80本近く走る区間です。乗りたい時間の便で、トレニタリアとイタロの運賃を比べてから予約してみてくださいね。

良きヨーロッパの旅を!

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