日数が少なくても存分に楽しめるキューバ!ハバナ観光のおすすめスポットを地図を使ってご紹介

キューバに行ってみると「革命」「社会主義」というように少し怖く感じる単語がイメージに出てきますが、キューバに行ってみると、イメージとは全く真逆で、とても治安が良く安全な国でした。

ヨーロッパや南米では街歩きをする際は「カメラを外に出すと危険」「歩きスマホなんてもってのほか!」と言われていますが、キューバの首都ハバナでは、全然大丈夫でした。

僕自身、一眼レフを首からぶら下げ、スマホを片手に街を歩き回っていましたが、全く危険を感じることはなく、むしろ、他の観光客も同じようなスタイルで街歩きしている人がほとんどです。なかでも、GoProユーザーが目立ちましたね。

「アミーゴ!」と連呼され、音楽隊によるキューバミュージックが街中で奏でられるキューバの首都ハバナのオススメ観光スポットをマップとともにご紹介したいと思います。

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大きく分けて「旧市街エリア」と「新市街エリア」の2エリアがあるので、それぞれ分けて地図を俯瞰しながら一緒に見ていきましょう。

目次

旧市街(オールド・ハバナ)エリア

旧市街の主要な観光スポットの場所を地図で印を付けてみました。長い線を引いてある箇所がキューバで一番栄えていると言われる「オビスポ通り」です。

オビスポ通りを中心に旧市街(オールド・ハバナ)を把握すると、だいぶ回りやすくなります。困ったときはオビスポ通りに戻る。もっと困ったときはカピトリオに戻ることを意識すると旧市街を効率良く回ることが出来ます。

旧市街での合言葉は「オビスポ通りはどっち?」「カピトリオはどっち?」です。街歩きがとにかく楽しいので、つい夢中になってしまうと、自分がどこにいるのかが分からなくなるんですよね(笑)

コンパクトにまとまっている旧市街エリアは、徒歩で1日かければ主な見どころは全て網羅出来るほどです。

オススメな回り方は、午前中はオビスポ通りにある両替所で両替を済ませ、旧市街の要塞群をフエルサ要塞からカバーニャ要塞まで見て回り革命博物館を経てオビスポ通りでランチ。

午後からオビスポ通りの南側を歩き回るコースがいいと思いますが、おそらく時間が余るので、新市街へ行き、革命広場を見て、そのままディナーやナイトライフを楽しむのが、ハバナをギュッと凝縮して楽しむ効率的な回り方です。

または、観光スポット巡りをせずに、昼間からキューバの街並みを楽しめるカフェで、モヒートやキューバリブレのお酒とキューバ音楽を楽しむのも贅沢な時間の過ごし方です。

僕は街歩きがとにかく楽しかったので、街歩きばっかりで、観光名所はあまり行っていません。

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それでは、まずは旧市街の俯瞰図をもとに、ご紹介していきたいと思います。

1:カピトリオ(旧国会議事堂)

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アメリカのホワイトハウスをモデルに建築された旧国会議事堂。乗り物に乗った時や道に迷った時などに、とりあえず誰にでも「カピトリオ!」と言えば通じるので、ハバナを回る際の目印になります。

スペイン語が通じないキューバ人にも、「カピトリオ!」と言っておけば何とかなるので、当然僕も「カピトリオ!」と、連呼していました。

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夜もだいぶ明るいです。馬車が走っているのも味があります。

2:伝説の宿!ホアキナの家

キューバの民宿カサなんですが、多くの日本人が宿泊しているので、キューバ情報を得やすいですし、トリニダやバラデロ行きの乗り合いタクシー相手を見つけやすいです。ちなみにバスより安く早く行けます。トリニダまで25CUC。

オーナーであるホアキナさんがタクシーの手配をしてくれるので、頼ってみましょう。

あとは、ここに置いてある旅の情報が事細かに書かれている「情報ノート」がとにかく役に立ちます。情報収集に最適な場所です。

宿泊しなくてもフラッと立ち寄ってもOKな場所なので、情報集めにいかがでしょうか?

参考記事:キューバ@ハバナの伝説格安民宿!観光に便利で超おすすめなカサ「ホアキナの家」宿泊記

3:ハバナのメインストリート!オビスポ通り

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キューバならではの昔ながらの歴史と雰囲気を残すハバナで一番栄えていると言われているメインストリートです。この通りは常に人通りが絶えず、ギターやキューバ音楽の生演奏がどこからともなく響き渡る陽気で楽しい通りです。

この通りには、商店が立ち並び、オシャレなレストラン、穴場スポットであるアイス屋さん、両替所など何でも揃っています。

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オビスポ通り沿いのアイス屋さんで買ったココナッツバニラアイス。ココナッツの殻がカップ代わりになっていて、歩き疲れて熱くなった身体と心を癒やしてくれる最高のご褒美。10CUP(約40〜50円)と激安。通貨がCUCではなくCUP払いのため、何とかCUPを手に入れたい所です。

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ピザ屋さん、ハンバーガー屋さん。

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ドルやユーロだけではなく日本円も両替出来る両替所。毎日かなりの行列が出来ているので、並ぶのは要覚悟。オビスポ通りの真ん中あたりに「CADECA」と看板が出ているので、見つけてみてください。

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なんと、薬屋さんです。地元の人しか手に入れることが出来ないみたいです。オシャレすぎです。

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最高にファンキーなトランペットおじさん。これもキューバならではの光景。たまりません。

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小さなお土産屋さんが点在しています。オビスポ通りから少し歩いたところにある巨大なマーケットがあるんですが、そこから仕入れていると思われます。

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アルマス広場の手前で携帯をいじっている人が集まっています。ここでWiFiが飛んでいるので、インターネットカードを入手出来ればネットが使えます。

4:旧市街(オールド・ハバナ)の要塞群

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16世紀後半より、海賊や外国からの攻撃に備えた4つの要塞が建築され、今では、旧市街の建造物と共に世界遺産に登録されています。

ハバナ最古のフエルサ要塞、モロ要塞、プンタ要塞、カバーニャ要塞の4つの要塞が運河沿いに建てられています。陸に上がってこようとする海賊を大砲を使って攻撃していた光景がありありとイメージ出来ます。

▼写真はフエルサ要塞です。

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海賊船の模型や残された物を見て、本当に海賊がいたんだと実感します。

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海賊の宝の数々。カッコいいというか男のロマンを感じるというか。こういう海賊の遺産を発掘すべくトレジャーハンターとして活動している人が未だにいる事自体夢があるというか。

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館内のスタッフ(おばちゃん)に無理矢理写真を撮られたのですが、強烈にチップ要求されました。かなりしつこいので要注意です。せっかくの世界遺産の雰囲気がぶち壊されるのがショックでしたね。

フエルサ要塞の入館料は無料。

5:革命博物館

僕は行っていないんですが、スペイン・コロニアル様式の建物になっていて、革命時代の武器や写真が展示され革命の様子を知ることが出来る博物館。

カストロとチェ・ゲバラの本を読んだり、映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見て、キューバ革命についての知識が少しでもある人にとって、たまらない場所だと思います。

6:ヘミングウェイが愛したBar「EN EL FLORIDITA」

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作家ヘミングウェイが毎日のように通っていたBarがオビスポ通り入口にあります。中に入ると、ヘミングウェイがいつも座っていたカウンター席に銅像があります。ここで飲むヘミングウェイ特注メニュー「ダイキリ」はラム酒をベースに作られたスカッとスッキリするカクテル。ハバナ名物です。

7:クラシックカータクシー停車場

キューバ@ハバナのクラシックカー #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

上記のヘミングウェイが愛したBar「EN EL FLORIDITA」から南側に歩いて1ブロックの場所に、クラシックカータクシーが何台も並ぶ停車場があり、マジでカッコいいクラシックカーがズラリと並んでいます。

8:カフェ巡り

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どこのカフェもキレイな人が多かったです。目の保養に。

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カフェラテが2.5CUC。クッキーも付いてきます。

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キューバリブレ3CUC。ライムの酸味が歩き疲れた心と身体を癒やしてくれます。

9:かわいいお土産が揃う!サン・ホセ民芸品市場

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お土産を買うならここがベストです。雑貨だけでなく葉巻も売っています。オビスポ通りにもお土産屋さんがあるんですが、サン・ホセ民芸市場はかなり大きく品数も豊富なので、ぜひ足を運んでみてください。色んな掘り出し物が出てくるはずです。

ちなみにこの葉巻は1本2CUCで購入できます。手巻きではなく機械で巻かれているため安価で売られているとのこと。

営業時間:10:00-18:00
定休日:日
名称:Almacenes San José Artisans’ Market
住所:Avenida del Puerto corner of Calle Cuba, Havana

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10:旧市街でのナイトライフ

音楽を聞きながら飲むモヒートやキューバリブレは最高の贅沢です。ちなみに打楽器で演奏しながら歌っている男の人の目線の先はテレビです。

サッカーの試合見ながら歌っていますからね。自由って素晴らしい。

新市街エリア

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新市街の見所はほとんどなかったですが、カストロの演説の場となっていた革命広場と、その近くにあるホセ・マルティ記念博物館を回れれば十分なため、1時間程度で事が足ります。

夜は、新市街のJAZZ CAFEなど、生演奏ライブ付きのレストランやバーがあったりするので、ナイトライフを楽しむには旧市街よりも充実しています。

旧市街から新市街への行き方

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タクシーを使ってもいいですが、こんな珍しいバイクタクシー?が走っているのを見かけたので乗ってみました。

乗り心地は、東南アジアでは定番のトゥクトゥクみたいな感じです。

料金は交渉が必要ですが、僕の場合は、旧市街-新市街を往復で10CUCで行ってくれました。革命広場とホセ・マルティ記念博物館を見ている間の1時間くらい待ってくれていた事を考えるとコスパが良いのではないか?と思います。

1:有名スポット!革命広場

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チェ・ゲバラが描かれた内務省のビル。ここで記念写真を撮影しておけばキューバに来た記念になるだろう場所です。

ここに数十万人が集まり演説が開かれたと思うと鳥肌モノです。

2:ホセ・マルティ記念博物館

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ホセ・マルティって誰?と思うかもしれませんが、キューバではチェ・ゲバラよりもカストロよりも英雄と言えば「ホセ・マルティ」として知られています。

第二次独立戦争の指導者であり、ゲバラやカストロが影響を受けていたのは「ホセ・マルティ」の思想とも言われているほどです。上述した革命広場の向かいにあります。

3:新市街のナイトライフ

夜は思い切って生演奏やライブに行ってみると面白いですよ!最高に心地良いです。

連れて行ってもらったので、上記動画の場所や住所などの詳細が分かりませんが、こういう場所がたくさんあります。

まとめ

1日あれば十分に回りきれるハバナ。しかし、より深く知るためには2日はほしい所です。ハバナ観光を最高に楽しく過ごせることを祈っています!

よい旅を!そしてキューバの有益な情報をまとめましたのでぜひご参考に!

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