リビングストンからチョベ国立公園(カサネ)への行き方・料金・国境越え時の注意点まとめ

ザンビアのリビングストンからチョベ国立公園のサファリに参加するために、タクシーを利用して国境越えをしました。

実際に移動してみた経験をもとに、行き方や料金、注意点などをまとめてご紹介していきます。

特に、両替のタイミングがザンビアのイミグレでしか出来ないこと、そして、移動当日にサンセットボートサファリに参加しようと思っている場合はリビングストン出発時刻に注意が必要です。

目次

リビングストンからチョベ国立公園の行き方

今回ご紹介する行き方をザックリ箇条書きにすると

  • 乗り合いタクシーでカズングラまで移動
  • ザンビア出国手続き
  • フェリーで国境越え
  • ボツワナ入国手続き
  • タクシーでカサネまで移動

という手順になります。細かいことを書いていきますので、役に立てれば幸いです。

乗り合いタクシーで国境カズングラまで行く

まずは、イミグレがある国境の町カズングラまで行きます。カズングラまでは、乗り合いタクシーを利用すれば40クワチャ(≒430円)です。タクシー乗り場でカズングラ行きの乗り合いタクシーが数台いるので、行き先と値段を確認して乗りましょう。

乗客が揃ってから出発なので、すぐ出発する場合もあれば1時間待つこともあります。なので、8時くらいにはタクシー乗り場に行っておくと、チョベ国立公園の夕方のサファリツアーに余裕で参加できます。早めの行動が肝です。

タクシー乗り場は地図でピンが刺さっている場所です。「Fowlty Towers」からは徒歩10〜15分です。

ザンビアのイミグレで出国手続き

車で走ること約1時間。カズングラにあるイミグレに到着。出国手続きをします。5〜10分くらいで終わるのでかなりスムーズでした。

出国手続きを終えたら、そこら辺にいる両替おじさんにザンビアの通貨「クワチャ」からボツワナの通貨「プラ」に両替してもらいましょう。ボツワナに入国してからだと両替するタイミングがなく、ATMも無いので、ここでの両替は必須です。

両替レートはかなり悪くどんなに交渉しても10%くらい取られてしまうので、ボツワナに入国してから宿までの移動費+αくらいで十分です。なので、30〜40プラ分くらいでOKです。

フェリーで国境越え

1時間に2本くらいのペースで運行している国境越えフェリー。1つのフェリーがザンビア⇔ボツワナ間をずっと往復しているので、決まった時刻表は無いです。乗船時間は約10分です。

フェリーに乗る時は、入水するので、みんな靴を脱いでフェリーに乗ります。こんな国境越えはきっと世界にここだけですね。

料金は2クワチャ(≒20円)。フェリー待ちしている時に係員がやってくるので支払います。きちんと領収書ももらえます。

ボツワナ入国手続き

フェリーを降りて歩くこと約10分。ボツワナのイミグレに到着。

ボツワナに入国する際は、ビザが不要なので料金を支払う必要はありません。

ただし、生野菜や肉類の持ち込みはNGで、荷物検査もしっかりあったので、持ち込み出来ないです。僕はうっかりしていて持っていたバナナが引っかかりました。その場で食べて無事に入国手続き終了。

そして、謎の消毒足踏みをして入国です。履いている靴で踏むだけではなく、カバンの中に入れていたサンダルでもここを踏まされました。

そこまでやるなら、フェリーに乗った時に濡れた生足もやった方が良くない?と思ったのですが、何かしらの事情があるんでしょうね。

タクシーでカサネに移動

イミグレを抜けて少し歩くとタクシーが停まっています。ザンビアと違って車の品質もドライバーの服装もレベルアップ。車はめちゃくちゃキレイで新しく、ドライバーの服装がどこぞやのビジネスマンです。

カズングラからチョベ国立公園があるカサネ市内のホテルまで2人で20プラ(≒110円)、所要時間は約20分。

僕は日本人が良くテント泊する4つ星ホテル「チョベサファリロッジ(Chobe safari lodge)」まで上記料金で2人で行きました。

ちなみに4つ星ホテルで普通の客室だと1泊1万円超えしますが、テント泊なら1泊約1,000円なのでかなり安く滞在できます。

まとめ

リビングストンの宿を9時に出発し、カサネの宿に着いたのが13時すぎ。合計で4時間ちょっとかかりました。チョベサファリロッジで申し込めるサンセットボートサファリツアーの申込受付が14時までなので結構ギリギリの到着でした。

もし、到着してすぐにサンセットボートサファリツアーに参加しようと計画を立てているなら、リビングストンの宿を8時くらいには出発することを強くおすすめします。

カサネの宿は「チョベサファリロッジ」がおすすめです。コスパ最高でした。宿泊レビューにて詳しく書いているので、ぜひ読んでみてください。

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