フランクフルト⇔パリのおすすめの移動手段は?ICE・TGV INOUI・飛行機・バスを比較【ドイツ⇔フランス】

ドイツのフランクフルトとフランスのパリの間は、どちら向きでも、高速列車(ICE・TGV INOUI)・飛行機・バス(FlixBus)の3つで行けます。

結論から言うと、市内の駅から駅へ乗り換えなしで行くなら直通の高速列車(4時間13分〜4時間32分・片道49€〜)がいちばんわかりやすいです。飛行機は飛ぶ時間が1時間15分と短い代わりに空港までの移動が加わり、安さや夜行を選ぶならFlixBus(最短8時間20分・片道30.48€〜)が候補になります。

運賃・所要時間・乗り場は、2026年10月26日に各社の公式ページで確かめた内容です。運賃は日や空き状況で変わるので、予約の前に公式の画面で確かめてください。

フランクフルト⇔パリの移動手段の比較

手段所要時間運賃の下限(公式の表示)向いている人
高速列車(ICE・TGV INOUI)直通 4時間13分〜4時間32分片道 49€〜市内の駅から駅へ乗り換えなしで行きたい人
飛行機飛ぶ時間 1時間15分(空港までの移動と手続きが加わる)往復 128€〜(ルフトハンザ)空港の近くに泊まる人・日本や他の国へ乗り継ぐ人
バス(FlixBus)最短 8時間20分片道 30.48€〜夜行で宿代を浮かせたい人
2026年10月26日確認。どれもフランクフルト→パリの公式ページの表示(列車はSNCF Connectの翌日から約4週間の最安と、2026年10月27日の直通便の時刻)

公式の表示の下限では、バスの片道30.48€〜が列車の片道49€〜より安い設定です。ただし列車は日による差が大きく、同じSNCF Connectのページでも日によって片道49€〜154€の表示でした。安い席から売り切れるので、早めに予約するほど安く買えます。

乗りたい日の電車・バス・飛行機の運賃をまとめて比べるなら、予約サイトの Omio(日本語のサイト)で検索できます。Omio でフランクフルト→パリを検索する

ドイツとフランスはどちらもシェンゲン協定の国ですが、ドイツはフランスなどとの陸の国境で(2026年9月16日〜2027年3月15日)、フランスはドイツなどとの国境(陸・空・海)で(2026年10月31日までの分に続いて、11月1日〜2027年4月30日の分も)、一時的に国境の審査を行うとEUに届け出ています。どの手段で行く場合も、パスポートを持って行きましょう。

公式ページ:Temporary Reintroduction of Border Control(欧州委員会)

高速列車(ICE・TGV INOUI)でフランクフルト⇔パリを移動する

フランクフルト⇔パリは、ドイツ鉄道(DB)とフランス国鉄(SNCF)が協力して走らせる高速列車の直通便があります。車両はドイツのICEかフランスのTGV INOUIで、便によって違います。乗務員はフランス語・英語・ドイツ語を話し、車内は無料のWi-Fiと電源が使えます。

詳細
  • 発着駅:フランクフルト中央駅(Frankfurt am Main Hbf)⇔パリ東駅(Paris Est)
  • 直通の本数:各方向1日4本(2026年10月27日の時刻表)
  • 所要時間:直通 4時間13分〜4時間32分
  • 運賃:片道 49€〜(2等・空きがある場合)
  • 席の種類:2等/1等
  • 荷物:ひとりで運べる量まで。1つ130×90cmまで
向き出発到着所要時間
フランクフルト→パリ5:249:504時間26分
フランクフルト→パリ6:2310:364時間13分
フランクフルト→パリ8:2312:514時間28分
フランクフルト→パリ18:2322:524時間29分
パリ→フランクフルト13:1017:334時間23分
パリ→フランクフルト15:2119:534時間32分
パリ→フランクフルト17:1021:334時間23分
パリ→フランクフルト19:0623:334時間27分
2026年10月26日確認。2026年10月27日(火)の直通便の時刻(SNCF Connectの公式ページの表示)。日によって変わります

同じ日には、途中で1回乗り換える便も1日に何本も出ています。乗り換えの便のほうが早く着くこともあり、フランクフルト10:13発→パリ14:05着(3時間52分)の便がありました。この日のパリ発は、午前の便がすべて乗り換えありでした。

予約の流れ

  1. SNCF Connect(公式サイトかアプリ)で出発駅・到着駅・日付・人数を入れて検索する(切符は6か月前から買える)
  2. 時刻の下に出る「Direct(直通)」か乗り換えの表示を見て、便を選ぶ
  3. 席の種類(2等・1等)と運賃を選ぶ
  4. 乗る人の名前などを入れて支払う
  5. 当日はSNCF ConnectのアプリでEチケットを出して乗る

予約の変更と払い戻し

SNCF Connectの案内では、TGV INOUIの切符は運賃の条件により、出発の3日前まで変更・払い戻しができます。条件は運賃の種類で違うので、買う前に予約の画面で確かめてください。

公式ページ:Frankfurt am Main to Paris train(SNCF Connect)/DB SNCF Voyageurs in cooperation(SNCF Connect)/荷物の規定(SNCF Connect)

飛行機でフランクフルト⇔パリを移動する

フランクフルト空港(FRA)からパリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)へは直行便が飛んでいます。ルフトハンザの公式ページの表示は次のとおりです。

詳細
  • 発着空港:フランクフルト(FRA)⇔パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)
  • 飛ぶ時間:1時間15分
  • 便数:週37便(フランクフルト→パリ)
  • 運賃:往復 128€〜(エコノミー・2026年12月の往復の例)

飛んでいる時間は短いのですが、市内から空港への移動、保安検査、パリ側の空港から市内への移動が加わります。そのぶん、市内の駅から駅へ乗る直通列車との差は縮まります。日本や他の国へ乗り継ぐ人、空港の近くに泊まる人に向いています。

空港から市内へ

空港市内への主な鉄道所要時間・本数(公式の表示)
フランクフルト(FRA)Sバーン S8・S9(ターミナル1の地下の近距離駅から)フランクフルト市内などへ直通
パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)RER B線25〜30分・6〜15分ごと
2026年10月26日確認。フランクフルト空港・パリの交通局(Île-de-France Mobilités)の公式ページの表示

運賃は日で大きく違います。預け荷物が有料の運賃もあるので、荷物の分を含めて比べるのがおすすめです。

公式ページ:Flight from Frankfurt to Paris(Lufthansa)/Travel by train(Frankfurt Airport)/How to get to the Ile-de-France airports?(Île-de-France Mobilités)

バス(FlixBus)でフランクフルト⇔パリを移動する

ヨーロッパの長距離バスの定番、FlixBusもフランクフルト⇔パリを走っています。公式ページ(フランクフルト→パリ)の表示は次のとおりです。

詳細
  • 所要時間:最短 8時間20分
  • 運賃:片道 30.48€〜
  • 本数:1日10本以上
  • 荷物:小さなバッグかリュック1つ+預け荷物1つまで無料

FlixBusの検索画面で2026年11月10日(火)を見ると、フランクフルト21:45発→パリ翌6:05着のように、夜に出て朝に着く直通便がありました。途中で乗り換える便もあるので、予約の画面で「直通(Direct)」かどうかを確かめましょう。

乗り場はフランクフルト側が中央駅の南側(Stuttgarter Straße 26)など、パリ側がベルシー・セーヌ(Paris Bercy Seine)やポルト・マイヨのペルシング・バスターミナル(2025年12月から一部の便)などです。便によって乗り場が違うので、乗車券に書かれた場所を確かめてください。

時間はかかりますが、夜行便を選べば宿代を1泊分浮かせられます。国境を越えるのでパスポートを必ず持って乗りましょう。

公式ページ:Frankfurt to Paris(FlixBus)/荷物の規定(FlixBus)

FlixBusの予約の流れは、別の路線(パリ→ブリュッセル)を例に図解した記事があります:FlixBusのバスチケット予約・購入方法

パリからフランクフルトへ行く場合

逆向き(パリ→フランクフルト)でも、使える手段は同じです。変わるのは乗り場と時刻、運賃です。

  • 高速列車:パリ東駅からフランクフルト中央駅へ。2026年10月27日の直通は13:10・15:21・17:10・19:06発の4本(4時間23分〜4時間32分)。片道49€〜
  • 飛行機:パリ・シャルル・ド・ゴール空港からフランクフルト空港へ
  • バス:ベルシー・セーヌなどから。最短8時間25分・片道32.98€〜・1日10本以上

公式ページ:Paris to Frankfurt am Main train(SNCF Connect)/Paris to Frankfurt(FlixBus)

よくある質問

いちばん安いのはどれ?

公式の表示の下限では、FlixBus(片道30.48€〜)、高速列車(片道49€〜)の順です。飛行機はルフトハンザで往復128€〜の表示でした。安い席から売り切れるので、実際は日によって入れ替わります。

いちばん速いのはどれ?

乗っている時間は飛行機の1時間15分がいちばん短いです。ただし空港までの移動と手続きが加わるので、市内から市内なら直通の高速列車(4時間13分〜4時間32分)が乗り換えなしでわかりやすいです。

直通の列車は1日何本?

2026年10月27日(火)の時刻表では、各方向1日4本でした。乗り換えのある便を含めると、SNCF Connectのページでは1日15本です。本数と時刻は日によって変わります。

列車はどの駅に着く?

直通の高速列車は、フランクフルト中央駅とパリ東駅(Paris Est)を結んでいます。パリの他の駅(北駅など)に着くのは、乗り換えのある便です。

パスポートは必要?

必要です。ドイツもフランスも、両国の間の国境で一時的に国境の審査を行うとEUに届け出ています。列車・飛行機・バスのどれでも、パスポートを持って行きましょう。

荷物が多いときはどれがいい?

高速列車は、ひとりで運べる量まで(1つ130×90cmまで)持ち込めます。FlixBusは小さなバッグかリュック1つ+預け荷物1つまでが運賃に含まれます。飛行機は預け荷物が有料の運賃があるので、荷物の分を足して比べてください。

フランクフルトとパリの距離は?

公式ページの表示では、列車で約520km(SNCF Connect)、バスで最短587km(FlixBus)です。

移動中、スマホのネットはどうする?

まず、今のスマホの契約が海外で使えるかを確かめてください。足りないときは、次の3つから選べます。

  • トリファ:海外用のeSIMをアプリで買えます。200以上の国と地域に対応し、日本語のチャットで24時間相談できます。
  • ahamo:日本の携帯の料金プランです(毎月の料金がかかります)。eSIMなら新しい番号でも申し込めて、当日〜3日前後で使い始められます。海外では申し込みも追加料金もなしで、ドイツとフランスを含む91の国と地域でデータ通信が使えます(海外で使い始めた日から15日を過ぎると、速度が最大128kbpsに落ちます)。今のスマホに2つ目の回線として入れる使い方は、ahamoの動作保証の対象外です。
  • Airalo(エラロ):海外用のeSIMです。日本語のサイトで買えて、ヨーロッパの41か国で使えるプランがあります。サポートは24時間・多言語です。

(トリファ・ahamo・Airaloの公式サイトで2026年10月26日に確認)

フランクフルト⇔パリの移動手段まとめ

  • 乗り換えなしで市内から市内へ:ICE・TGV INOUIの直通(約4時間半・49€〜)
  • 空港の近くに泊まる・乗り継ぎがある:飛行機(飛ぶ時間1時間15分)
  • 宿代を浮かせたい:FlixBusの夜行(最短8時間20分・30.48€〜)

列車は直通の本数が限られるので、早めに時刻を決めて予約するのがポイントです。旅程と予算に合わせて選んでみてくださいね。

良きヨーロッパの旅を!

フランクフルトやパリから行けるほかの都市への行き方も書いていますので、ご参考になれば幸いです。