今回は、韓国留学をしていた吉田さんの韓国生活体験談です。フットワークの軽い留学のキッカケから、意外と苦労をした留学エピソードを語って頂きました。
社内での何気ない会話がキッカケで韓国留学へ
社内の韓国人から韓国のwifiの使いやすさについて話しを聞いたことがきっかけで、韓国語を勉強すると共に韓国のwifiの使いやすさを調査しに留学しました。
2013年の2月から2013年の12月まで留学し、留学先は韓国のソウルでした。
韓国生活での毎月の生活費はいくら?
滞在方法は「ハスク」と呼ばれる民間の学生向け寮でした。朝ごはんと夜ごはんは、住居者および管理者の家族の方が作ってくれます。基本的に韓国料理しか出ません。キムチのオンパレードです。
そして、シャワーと洗面台が共同なので不便です。
例えば、誰かがトイレに入っているとシャワーが浴びられません。また、シャワーを浴びた後だと、トイレが濡れているので使いづらいです。
費用は1ヶ月で200,000ウォンぐらいだったと思います。ハスクにいたので、朝ごはんと夜ご飯の食費はかかりません。
昼ごはんは大学の食堂で食べれば、かなり安く食べられます。
しかし、現地の韓国料理は日本で食べる韓国料理と違って非常に辛いので、たまに辛くない料理を食べようと思うとカジュアルな日本料理のお店やフードコートで食べたりします。それでも、10,000ウォンあれば充分でしょう。
食費は10,000ウォン×30日で300,000ウォンになります。
学校のイベントで観光したりしますが、それほど高くないです。食費とは別に100,000ウォンあればいいと思います。
他に欲しいものや個人的に行ってみたい観光地があれば、別に用意した方がいいでしょう。
韓国生活のツラさは「ちゃんぽん」でさえも辛いこと
韓国語が初級レベルだったので、かなり苦労しました。
ハングルは読めるのですが、意味がわかりません。ハングルは発音を元にセジョン大王が作った言語なので、日本語で言うひらがなに相当します。
日本語と似た発音もありますが、全く違う言語を最初から勉強する覚悟で行った方がいいでしょう。そして、食生活はかなり日本と違います。あまりデザートを食べる習慣がありません。
コンビニはありますが、日本のようにプリンやシュークリームなどは一切ありません。せいぜいヨーグルトぐらいです。また、全ての料理が辛いです。
長崎ちゃんぽんのお店では、白いスープに入った「ちゃんぽん」ではなく、赤いスープの「ちゃんぽん」が出てきます。
唐辛子をベースにしたちゃんぽんなので、非常に辛いです。普通のちゃんぽんが恋しかったです。持っていけば良かった。ヒガシマルシリーズを。
韓国生活でのリアル調査レポート
メリットはどこでもwifiがつながることです。道路やバスの車内でもつながります。特にカフェや映画館は非常に快適にwifiが使えます。
韓国の習慣で初デートはカフェでお茶することが一般的なので、おしゃれなカフェが非常に多いです。また、日本によくあるチェーン店より個人のお店が各地にあるので、カフェ巡りをするのも楽しいです。
スイーツを食べる習慣があまりない韓国ですが、南大門市場のホットクというお菓子がおいしいです。日本では甘いホットクしかありませんが、韓国では肉のホットクや野菜のホットクなどもあり小腹が空いたときにぴったりです。
地下鉄が便利で、ソウル市内はバスよりも地下鉄の方がわかりやすいです。もちろん地下鉄に乗っている間もwifiが快適に使えます。
調査によると地下鉄5号線のwifiの感度が非常にいいです。乗り換えも案内表示があるので迷いません。
外国人の場合は、入国管理局で外国人カードを発行してもらうと便利だと思います。外国人カードのおかげでパスポートを持ち歩く必要がなく、カードの大きさも日本のクレジットカードと同じ大きさなので携帯しやすいです。
このカードは外国人にとってあらゆる手続きの身分証となるので、よく使います。返却は帰りの便の飛行機に乗るときに空港の入国審査で返却する形なので合理的です。
これから韓国生活したい人へ
韓国語が全くわからない状態で行くのはやめた方がいいでしょう。外見がアジア系だとわかると韓国語で話しかけられるので、苦労します。しかも、あまり英語が通じません。銀行のカウンターでもほぼ通じないです。
その反面、中級レベル以上になれば、とても楽しく過ごせると思います。中級レベルではなくてもこの本があればすごく便利です。私はめちゃくちゃ重宝しました。
ソウルはとても便利ですが、他の地域はバスが交通手段の主流なので、地名などもしっかりと確認するとトラブルが少なくなるでしょう。
なぜなら、バスの停留所名と地下鉄の駅名が違うからです。
最後に、料理が本当に辛いので自炊するかお気に入りのレストランを早めに見つけるといいと思います。