ロヴィニ⇔ベネチアの行き方を徹底解説|フェリーとバスはどっちがいい?

「ロヴィニ⇔ベネチア間はどうやって移動したらいいの?」

という疑問に答えるべく、移動手段を徹底比較して細かくまとめておきますので、ご参考になれば幸いです。

実際にロヴィニからベネチアまでバスで行った情報もご紹介します。

結論から言うとバスの方が安くて快適です。

目次

ロヴィニ⇔ベネチア間の行き方・アクセス方法

クロアチア・ロヴィニ(Rovinj)⇔イタリア・ベネチア(Venice)間の移動手段は

  • フェリー:約3〜5時間/約7,000円〜(59ユーロ〜)
  • バス:約5〜6時間/約1,850円〜(14.99ユーロ〜)

の2つの方法があります。

結論から先にどんな人に何がおすすめかを述べると

  • 短時間で行きたい⇒飛行機がおすすめ
  • 安く行きたい⇒バスがおすすめ

です。

それぞれの細かい部分についてメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。

ロヴィニ⇔ベネチアまでフェリーで行く方法

ロヴィニ⇔ベネチア間を結ぶフェリーは、Venezia Lines社Atlas Kompas社の2社が就航しています。

料金は片道平均7,000円台〜となっており、シーズンごとに値段に変動があり、予約するタイミングが近づくにつれて値段がどんどん跳ね上がっていきます。タイミングによっては10,000円を超えることも。

フェリーの予約はダイレクトフェリーズという日本語サイトから予約すると確実です。

公式:ダイレクトフェリーズ

フェリーのメリット

バスよりも移動時間が1〜2時間短い点です。船旅を味わえます。

フェリーのデメリット・注意点

バスよりも値段が高く2〜5倍する点です。

そして、フェリーは大きくないので、天候次第ではかなり揺れます。

船酔いしやすい場合は、バスにしておいた方がいいかもしれません。

また、運行本数が少なく、曜日によっては運行していない曜日があるので選べる選択肢が少ないです。

ロヴィニ⇔ベネチアまでバスで行く方法

ロヴィニ⇔ベネチア間を結ぶバスはFlixBusが1日4本運行しています。朝出発だと15ユーロ程度で行けます。

僕らはロヴィニからベネチアまでバスを利用しました。

ロヴィニからベネチアまでバスで行く手順としては

  • バスチケットをFlixbusの公式ページで購入
  • チケットをデータ保存しておく
  • ロヴィニのバスステーションに行く
  • バスに乗車する
  • ベネチアに到着

という流れです。時系列に沿って解説していきます。

1:バスチケットをFlixbusの公式ページで購入

バスチケットは、最も確実で時間的ロスの可能性が低い方法として、出発の数日前までにFlixbusの公式ページで購入するのが無難です。

当日バスに乗車してみると、ほとんど満席状態だったので、事前にチケットを購入しておいた方が無難です。

公式:FlixBus

Flixbusは英語ページなため、もし英語が苦手で難しく感じる場合は、バスチケットの購入方法を以下の記事で詳しく解説しているので、ご参考ください。

【Flixbus】:FlixBusのバスチケット予約・購入方法

2:チケットをデータ保存しておく

Flixbusの公式ページでチケットを購入すると、QRコード記載のPDFデータ化されたチケットがメールで送られてきます。

送られてきたPDFデータのチケットをスマホに保存しておきましょう。

チケットをスマホで保存しておいて、バス乗車時に運転手に見せるだけで乗車出来るので、チケットを印刷する必要はありません。とても便利でスマート!

3:ロヴィニのバスステーションに行く

上記がロヴィニのバスステーションです。出発時間の15分前にはバスステーションにいるようにしましょう。

バスステーションの隣りにある「Concettino」というカフェでは無料WiFiが利用できるので、もし時間を持て余しそうな場合は、カフェでネットを使いながら待つことも出来ます。

4:バスに乗車する

ベネチア行きのバスはミラノが最終駅なので迷うかもしれませんが、バスのフロントガラス部分の停車駅が書かれた紙が置かれており「MESTRE」と書かれていれば、ベネチアのメストレ駅に停車するバスです。

バスの座席は自由席なので早いもの勝ちです。もし、好きな座席に座りたい場合は、早めにバスステーションに行くことをおすすめします。

スーツケースなど車内に持ち込めない大きな荷物を預ける場合は、無料で預けることが出来ます。

バスの乗車方法は、購入後に送られてくるQRコードが記載されたPDF形式のバスチケットを運転手に見せて乗車します。チケットをスマホに保存しておくとスムーズです。

休憩無しでベネチアまで行くので、トイレは行っておきましょう。

バスは定刻から10分遅れで出発し、特に乗客数の確認などはしていなかったので時間に遅れると置いていかれます。時間厳守必須。

バス車内はとてもキレイで広さもそこそこ。冷房が強めに効いているので羽織るものを車内に持ち込むことをおすすめします。

無料で利用できるWiFiも飛んでおり、クロアチア内では利用できていました。接続する際は、FlixbusのWiFiを選択してブラウザを立ち上げればログイン画面が表示されます。

ログイン時にメールアドレスなどの登録は必要ないので簡単に接続可能でした。

出発から1時間30分後にスロベニアとの国境に到着。入国審査があります。

車内の荷物と預けた荷物を持ってイミグレへ。

乗車していたバスから乗り換えするわけではないので、水などは置いていってもOKです。

5:ベネチアに到着

定刻から20分遅れでベネチアのメストレ駅前のバス停に到着。

バス停はメストレ駅の目の前ではなく100〜200m離れた場所にあります。

まとめ

ロヴィニ⇔ベネチアを移動する方法は、フェリーとバスがあります。

フェリーの方が1〜2時間早いですが、バスよりも値段が高い上に曜日によって運行していないので、バスの方が便利だと思います。