女性単身渡米!ニューヨークでの海外生活中にダンス留学や仕事を通して学んだアメリカでの実体験談

今回の記事は、アメリカのニューヨークにダンス留学をされていたRさんにインタビューしてみました。なんと、ニューヨークで7年間も生活をされていたそうです。

ニューヨーク生活のリアルな体験談を語ってもらいました。

目次

ダンスと自由を求めアメリカへ

山際:海外生活を送るキッカケは何だったんですか?

Rさん:ダンス留学の為と親に子離れして欲しくて、アメリカに在住しました。NYでの暮らしだったので、アメリカ人風に言うと「NYはアメリカではない」のだそうですが、実際にアメリカを意識するのは独立記念日くらいでしたし、アメリカ人の友人も「アメリカにいる気がしない」と言っていました。

人種や国籍より、個人を見ると言った意識の方が強い街でしたので、確かにアメリカに住んでいたと言えるのかいまだに確信がありません。アメリカと言うよりNYに住んでいたと言う方が正しい気がします。

仕事に恵まれ予定よりも滞在期間が大幅に延長!

山際:滞在期間はどれくらいだったんですか?

Rさん:予定では1〜3年間だったんですが、幸いにも仕事に恵まれ、ダンスの仕事もいくつかやれましたので、総計7年ほどの滞在になりました。カナダ人のクラスメートが紹介してくれたカトリックの尼さんたちが経営する独身女性で、しかも少々貧しい女性のためのレジデンスに入ることが出来たので、アパート代がかなり安く済みました。これはかなり有り難かったです。

このレジデンスは個室ですが、キッチンとバストイレは各階で共有でした。とは言え毎日掃除の人が入ってくれるので、ニューヨークにしてはかなり綺麗な生活空間でした。個室も週に1度は掃除してもらえて、本当に贅沢な待遇と言えますが、完全な男子禁制で男性は1階ロビーより上には上がれず、例え家族の父親や弟であってもロビーでの面会になっていました。

部屋代は住んでいた間も上がっていったりしたのですが、週に$150程度でしたので普通のアパートに比べてずっと割安でした。しかも安全な場所で学校に近いと言う素晴らしい住処でした。

ニューヨークでかかる毎月の生活費

山際:ニューヨークは物価が高そうで住むにはハードルが高そうですね…

Rさん:学校の授業料に部屋代、食費など全部合わせても月に$1,000あれば何とかなりました。というより何とかしていました(笑)

逆を言えば、仕送り無しで全部現地で稼いでやりくりする滞在でした。月に稼げるお金が$1,200くらいだったので、非常用の貯金は別にして毎月使えるお金は$1,000が限界だったんです。部屋代の安さが、本当にありがたかったです。

アメリカ人の陰口について

山際:苦労したエピソードをお聞きしたいです。

Rさん:そうですね。自分で選んで留学して、自分の好きな勉強をしていたので、本当に楽しい留学でした。とは言え、己の才能の無さに時には打ちのめされ、後から来た若い日本人が自分を追い抜いていくのに落ち込み、危うく鬱になりかけたこともありました。

他にも、渡航して間もない頃は英語の聞き取りがあまりできなかったんですね。なので、クラスの他のメンバーに悪口を言われているのではないかと、疑心暗鬼にとり付かれたこともあります。まず無い事なんですけどね。特にアメリカ人の場合はこれは無いです。

彼らは気になる事や気に入らないことがあれば、しっかり面と向かって口に出してきますので、陰口を叩くと言うこと自体まずありません。でも、一旦そう思い込むと、ネガティブな日本人は落ち込んでしまったりもしますので、私の場合、病名を付けて気分を変えたりもしました。「どうせ私なんかシンドローム」と名付けて、こういう時にはこの病名で気持ちを浮上させたりしていました(笑)

黒人のアクラスメートの優しさに心が救われた日

山際:ここがニューヨークのいいところ!というエピソードをお聞きしたいのですが…

Rさん:とにかく個人を見てくれることです。Rという人間として見てくれるんです。年齢や国籍なんて後回しで、その人自身を見てくれることです。

バックに何が付いていようが、それよりも個人の才能や頑張りを見てくれるし、そこをきちんと評価してくれるのが何より嬉しかったです。そして、くじけそうになった時も、ちゃんと一言くれるアメリカ人の繊細さが救いになったことも、一度ならずありました。アメリカ人って繊細なんですよ。

「英語が上手くしゃべれなくて…」と言った私に「いや君は凄いよ!英語と日本語が喋れるんだから!僕は英語しか喋れない!」と笑って言った黒人のクラスメートの言葉に、いい意味でのポジティブさを学んだものです。

何でもいいから自己表現をすれば認めてくれる

山際:これからニューヨークに滞在予定する人向けにメッセージをお願いします!

Rさん:YesかNoかをはっきり答えるのが、アメリカ流の会話です。日本人は慣れないうちは、これが苦しいと思います。日本人特有の、中間と言うかグレーゾーンというのは、アメリカでは通用しません。

でも、これさえ飲み込んで、自分の意見を口に出すことさえできれば、それがたどたどしい下手くそな英語であっても、彼らは評価してくれます。

まず、自分をどういう表現方法でもいいから、きちんと前面に出すこと。これがアメリカ、特にNYで暮らしていくのに一番必要なことだと思っています。

編集後記

それにしても「Rさんたくましい!」という印象が強く残っていますが、Rさんがかなり節約していたこともあり、意外と生活費がかからないことに驚きました。

最低でも毎月30〜50万円はないと生活出来ないだろうなと思っていたので。

また、英語力が大切なのではなく、コミュニケーションを通じて、相手に伝えようとする意志の方がよっぽど大切だということをRさんには教えてもらったような気がします。

「ビビってる暇と隙間があるなら、飛び込んじゃえ!」という勢いが人生を切り開いていく重要な要素になることだってあります。行かなきゃ何も分からないですね。

それにしても7年間も滞在出来るなんてすごい!あっぱれ!

この記事が役に立ったらみんなにシェアしよう!