マドリード空港から市内への行き方をおすすめ順に分かりやすくご紹介

マドリードのバラハス空港からマドリード市内へのアクセスは

  1. レンフェ(電車)
  2. メトロ(地下鉄)
  3. バス
  4. タクシー
  5. 空港送迎

の5択あり、コスパを考えるとこの順番がおすすめ順となります。

この記事では「マドリードのバラハス空港からマドリード市内への行き方」としてそれぞれご紹介していきます。

目次

マドリード空港から市内への行き方:5つのアクセス方法

マドリード空港からレンフェ(電車)でアクセスする

空港ターミナル4から市内を結ぶ電車レンフェ(renfe)が運行しています。空港から市内へは料金が2.6ユーロ(≒340円)と最も安く所要時間が30分と短めで6:00~0:15の時間帯で運行しています。一番おすすめの方法です。

レンフェの乗り場はターミナル4の到着ロビーの一つ下の階にあり、メトロの乗り場の隣りにあります。

乗り場:ターミナル4
路線:C1 プリンシペ・ピオ行き
運行時間:6:00〜0:15
運行間隔:10〜15分に1本
料金:2.6ユーロ(≒340円)
所要時間:30分

マドリード空港からレンフェ(電車)に乗る方法

レンフェ(電車)に乗るには、ターミナル4に行く必要があります。ターミナル1〜3までは歩いて行ったり来たり出来るのですが、ターミナル4だけは離れた場所にあり歩いて行ける距離にありません。

そのため、無料のシャトルバスでターミナル4に向かう必要があります。ターミナル1〜3にいると、上記のようなターミナル4行きの無料シャトルバスのサインボードが出ているので、乗り場まで向かいます。

サインボードに従い外に出ると「TERMINAL T4」と書かれた乗り場があります。1時間に何本も運行しています。

バスが来たらそのまま乗るだけです。ターミナル2から4までの所要時間は10分くらいでした。バスを降りてターミナル4内に入ると、レンフェ(電車)のサインボードが出ているので、案内通りに進みます。

そうすれば、改札口までたどり着けます。

手前がメトロの乗り場。奥がレンフェの乗り場です。お間違いの無いようにご注意ください。

電車のチケットを購入する際は、券売機数台並んでいるので、そこでで購入する事が出来ます。券売機の「ADULTO IDA」をタップします。

そうすると、各駅の名前が出てきますので、目的地の駅を選択すると精算画面に切り替わります。支払い方法はユーロでの現金払いorクレジットカードです。

支払いを終えるとチケットが出てきます。なお、券売機の操作が煩わしく感じる場合は、券売機の反対側に窓口がありますので、そちらでも購入することが出来ます。

チケット購入後は日本の電車を乗るように、チケットを改札に通して改札内に進んでいきます。

レンフェを乗ってみた印象ですが、治安の悪さは全く感じませんでした。油断すること無く、しっかりと警戒さえしていればスリに遭うこともないと思います。車内はとてもキレイで静かです。

チャマルティン駅まで13分。アトーチャ駅まで27分。

マドリード空港からメトロ(地下鉄)でアクセスする

メトロ8号線が出ていて、ヌエボス・ミニステリオス(NUEVOS MINISTERIOS)駅まで運行しています。そのため、そこから他のメトロラインや近郊線乗り継ぎいで中心地まで目指す事ができます。

マドリード市内は、地下鉄網がかなり完備されているため、市内の観光地に行くにはメトロを使えばどこでも行けるようにカバーされています。そのため、空港で10回分の回数券や、乗り放題券を購入するのも悪くありません。

マドリードの主要観光地は全て徒歩で制覇できるくらいコンパクトにまとまっていますが、観光で地下鉄を利用しようかなと考えている場合は空港で購入してしまった方が賢い選択です。

ただし、中心地を目指すにあたって、乗り換えが何回か必要になる駅があるため、早朝や夜間の場合は治安の事を考えるとおすすめできません。

  • 乗り場:ターミナル2or4
  • 路線:8号線
  • 乗継可能路線:6or8号線、レンフェ(renfe)
  • 運行時間:6:00〜1:30(早朝から深夜)
  • 運行間隔:約15分に1本
  • 料金:4.5〜5ユーロ(≒580〜650円)

10回券は12.2ユーロで、駅数に関係なく地下鉄と市バスに10回乗車可能。また、複数人で使い回すことができるので団体旅行時はお得な回数券となります。使い切れない心配も無くなります。

観光客用の乗り放題券は1日券8.4ユーロ、2日券14.2ユーロ、3日券18.4ユーロ、5日券26.8ユーロ、7日券35.4ユーロの種類があり、1日に5回以上地下鉄を利用するのであれば、1回券よりもお得になります。

マドリード空港からバスでアクセスする

バスには、エクスプレスバスと市バスの2種類あるのでそれぞれご紹介します。

エクスプレスバス

メトロやレンフェへの乗り換えが便利なアトーチャ駅と直結している「エクスプレス・アエロプルト(EXPRÉS AEROPUERTO)」という24時間運行のバスです。チケットは、乗り場にある券売機、もしくは停留所のスタッフやバス運転手から購入することが出来ます。20ユーロ以下の紙幣のみしか利用できないので紙幣の準備をお忘れなく。

深夜or早朝便で到着した場合は便利ですし、安全性も高いです。

  • 乗り場:ターミナル1,2,4
  • 運行時間:24時間
  • 運行間隔:6:00~23:30は15~20分に1本、23:30~6:00は35分に1本
  • 料金:5ユーロ(≒650円)
  • 所要時間:30〜40分

市バス

空港から市内へ向かう普通の路線バスです。チケットはバス乗車時に運転手から購入します。20ユーロ以上の高額紙幣だとお釣りがなく断られることが多いので、事前に用意しておきましょう。

  • 乗り場:ターミナル1,2,3,4
  • 路線:200番  アベニーダ・デ・アメリカ・バスターミナル(Avenida de America)行き
  • 運行時間:5:00〜23:30
  • 運行間隔:10〜15分に1本
  • 料金:1.5ユーロ(≒200円)
  • 所要時間:20分

マドリード空港からタクシーでアクセスする

マドリード空港から市内への料金は定額制となっており深夜料金等の追加料金は一切かからないように決められています。そのため、ぼったくりの心配はありません。そして、タクシー内にきちんと料金詳細のステッカーが貼られています。

複数人数いる場合や深夜などはタクシーが便利ですね。

マドリード中心部を囲む環状線のM30号線内:30ユーロ(≒3,900円)
環状線のM30号線外は走行距離10km圏内まで:20ユーロ(≒2,600円)

所要時間は30分ほどです。現金だけではなくクレジットカードでの支払いも可能です。

マドリード空港から空港送迎でアクセスする

少し割高になってしまいますが、最も安全で確実な方法が、宿泊先のホテルに空港送迎の依頼をしておくことです。これは本当に安心安全で確実です。

まとめ

僕は宿泊ホテルがソル駅にあったので、レンフェを利用しました。ソル駅はマドリードの中心地にあって観光をするにはどこへでも徒歩圏内ですごく便利だったのですが、空港からのアクセスは乗り換えが必要だったので、初めてのマドリードでは少し戸惑いました。

なので、アクセスを考えると、アトーチャ駅周辺のホテルでも良かったかなと思っています。

マドリードは公共交通機関がかなり整備されているので、日本と同じような感覚で移動することが可能です。とても便利なのですが、スリもいるようなので、十分にご注意くださいね。