人口よりもアシカの数が多いのではないかと思うほど、とにかくアシカの数が多いサンクリストバル島。
そんなサンクリストバル島についての観光情報を、一度読めば十分に島の情報を理解出来るようにまとめてみました。
実際にサンクリストバル島に訪れてみた経験をもとに、おすすめ観光スポット、シュノーケリングスポット、モデルコース、おすすめ宿情報、食事情、楽しみ方についてご紹介していきます。
目次
サンクリストバル島の情報
サンタクルス島ほどのホテルやレストランはありませんが、不便ではありません。
この島には多くのアシカがいて、人とアシカの距離が一番近い島です。アシカの赤ちゃんもたくさん見ることが出来ます。アシカは赤ちゃんがカワイイです。
島にはシュノーケリングスポットがいくつかありますので、最低3つは訪れておきたいです。
その他にもハンマーヘッドシャーク、サメ、アオアシカツオドリ、ウミガメ、ウミイグアナにも会えます。
また夜になると、街の岩場に大量のアシカが寝転がっているので、これも見どころの一つです。
サンクリストバル島観光の必要日数
サンクリストバル島観光は、到着した日は移動日で1日潰れるので、余分に見ておいた方がいいです。
ただ、島内観光はツアーに行くかシュノーケリングスポットに行くくらいしかやることがないので、ツアーに1日、シュノーケリングに1日、予備で1日見ておくことを考えると、4日は欲しいところです。
サンクリストバル島への行き方
サンクリストバル島に行くには、サンタクルス島からフェリーで行きます。僕は、イザベラ島からサンタクルス島を経由してサンクリストバル島に訪れました。
ガラパゴス諸島を訪れる多くの人が、サンタクルス島⇒イザベラ島⇒サンクリストバル島という周遊経路を辿ると思いますので、それに沿った行き方をご紹介します。
イザベラ島からサンクリストバル島に行くのは、サンタクルス島を経由しなければいけません。
- イザベラ島(AM6:00発)⇒サンタクルス島(AM8:00着)
- サンタクルス島(PM2:00発)⇒サンクリストバル島(PM4:00着)
という乗り継ぎが必要です。
イザベラ島からサンクリストバル島に1日で行くには、イザベラ島からAM6:00発サンタクルス島行きののフェリーに乗らなければ行けません。
1日に運行している本数がそれぞれ2本しか無いので、これ以外に選択肢はないんです。これが多くの人が辿るモデルルートです。
それでは、実際の行き方を時系列で書いていきますね。
AM5:30イザベラ島の港に集合 荷物検査&フェリーまでのボート代を支払う
AM6:00に出発なのですが、30分前に港に集合でした。出発する港はイザベラ島に到着した港と同じ場所です。
街の中心地から徒歩で20分くらいの距離があります。もし荷物が多かったり、歩くのがしんどい場合は、早朝はタクシーを捕まえられないので、前日までにタクシーの予約をしておきましょう。
街から港までのタクシー料金は1USドルです。
地図のリンク:こちら
港に着いたら、荷物検査があります。その後、フェリーまでの連絡ボート料金を1USドル支払います。
AM6:00サンタクルス島行きのフェリーが出発
イザベラ島からサンタクルス島まで約2時間フェリーに乗ります。座席は自由席です。最後部から2〜3番目くらいの座席がおすすめです。
理由は、前方は頭が天井にぶつかるほど揺れるということ。最後部は風と水をビュンビュン浴びるということ。
一番ストレスが少なく快適な座席が最後部から2〜3番目の座席なんです。
AM8:00サンタクルス島に到着
サンタクルス島に到着して島に入る際も流れは同じで、サンタクルス島の港の手前でフェリーが停まり、そこからボートに乗り入島します。ボート代が1USドルです。
サンクリストバル島行きのフェリー出発まで5時間強の時間があるので、島内観光が出来ます。
もし、サンタクルス島でフェリーチケットをまとめて購入していたら、購入したお店に荷物を置かせてもらえます。
僕らは、お店に荷物を置かせてもらい、トルトゥーガベイに訪れました。
関連記事:トルトゥーガベイの行き方などの詳細
PM1:30サンタクルス島の港に集合 荷物検査
PM2:00発のフェリーで、30分前集合を命じられていたので、時間通りに港へ。
荷物検査を終え、フェリーまでのボートに乗り込みます。ボート代1USドル。
PM2:00サンクリストバル島行きのフェリーが出発
サンクリストバル島への所要時間は約2時間。1日2度目のフェリー移動です。
イザベラ島へ行きフェリーよりもキレイなフェリーでした。が、やっぱり揺れます。この揺れが心身を疲弊させます。
PM4:00サンクリストバル島に到着
サンクリストバル島に到着して島に入る際も流れは同じで、港の手前でフェリーが停まり、そこからボートに乗り入島します。ボート代が0.5USドルです。
サンクリストバル島には入島税がないので、そのまま街へ!
到着するのがPM4:00という事もあり、宿が埋まっている可能性大です。僕らは打撃を受けて、目星をつけていた宿が3つあったのですが、全て満室でした。
バックパックの重い荷物を持て歩き回る宿探しに2時間くらいかかって大変な思いをしました。
なので、サンクリストバル島の1泊目だけは事前に予約しておくと安心です。予約は、宿の数が一番多く出てくるbooking.comでチェックしてみてください。
>>>Booking.com
サンクリストバル島のおすすめ宿
目星をつけていた宿ではなく、たまたまフラッと入った宿だったんですが、コスパが最強で全力でおすすめできる宿です。
個室が15USドルで僕らが泊まった部屋のタイプはキッチン、トイレ、シャワールーム付きでした。WiFiもあり、ミネラルウォーター飲み放題、バスタオル・シャンプー・石けんなどのアメニティも付いています。
もちろん共同キッチン、バス、トイレもあり。
ガラパゴス諸島3島の中で一番好きな宿です。詳しくは下記記事で宿泊レビューを書いたので、ぜひ読んでみてください。
関連記事:サンクリストバル島おすすめ宿「hostel terito」宿泊レビュー!コスパ最強でした
おすすめシュノーケリングスポット
サンクリストバル島のビーチで会える主な動物は、アシカ、ウミガメ、ウミイグアナ、アオアシカツオドリ、ペリカンです。
それぞれのビーチで会える動物が違ってくるので、街の中心地から近い順にご紹介していきます。
プラヤマン(Playa Mann)
街の中心地から10分ほどの距離にあるシュノーケリングポイントです。
ここのビーチで会える動物は主にアシカと魚。おすすめの時間帯は人の少ない午前中です。
ラロベリア(La Loberia)ビーチまで歩くのが億劫な人はこのビーチでも十分楽しめますし、次にご紹介するプンタカローラ(Punta Carola)に行く途中にあるので、サクッと立ち寄るのもおすすめです。
このビーチには屋台や売店があるので、飲食しながらゆっくり過ごす事もできます。
地図のリンク:こちら
プンタカローラ(Punta Carola)
プラヤマン(Playa Mann)から歩いて10〜20分(街の中心からは20〜30分)。アオアシカツオドリが見れると言われているビーチがプンタカローラ(Punta Carola)です。
僕らは2回訪れましたが、一度も会えませんでした。
ここはサンクリストバル島のビーチの中で最も人が少なく、ビーチをじっくりゆっくり楽しむには最適です。
めちゃんこカワイイアシカの赤ちゃんがたくさんいたり。
どや顔で落ち着いているウミイグアナもたくさんいます。
人も少ないので、じっくりと写真を撮ることが出来て良い場所です。
地図のリンク:こちら
ラ・ロベリア(La Loberia)
街から一番遠いビーチで歩くと40~50分ほどかかります。このビーチに行くまでの道がガラパゴス諸島っぽくてとても気持ち良いです。
このビーチに行く人は、街からタクシーで行く人がほとんどです。タクシー料金は3名で3USドルで、帰りも同じ金額でした。
本当は荷台に乗りたかったのですが、乗せてくれなかったです。意外と厳しい。
ここで会える主な動物は、アシカとウミガメです。海の中でめっちゃ泳いでいるので、テンション上がります。
また、このビーチの端に行くと波があり、サーファーポイントとしても有名です。多くのサーファーが板を持って来ていましたので、サーフィンをやられる場合は、街でレンタルして訪れるのも面白いと思います。
地図のリンク:こちら
おすすめ観光スポットとツアー
キッカーロックシュノーケリング&ダイビングツアー
ハンマーヘッドシャークが見えるスポットで有名なキッカーロックでのシュノーケリング&ダイビング。
残念ながら僕らは見れませんでした。。
ハンマーヘッドシャークが見れなくても十分に楽しめるツアーになっているので、サンクリストバル島に訪れた際は、ぜひキッカーロックツアーに参加されてみてください。
ウミガメ、サメ、魚には必ず会えます。全長2mくらいのサメを1mくらいの距離で普通に見れましたが、迫力満点でしたよ!
ツアーの中に無人島に訪れるプランも入っていて、この無人島はまるで映画のワンシーンに出てきそうな島でした。
シュノーケルツアーは110USドル。ダイビングツアーは160USドル。それぞれ一緒の船でツアーを回るので、カップルでどちらかがシュノーケルツアーでどちらかがダイビングツアーに申し込んでも一緒に回れます。
関連動画:サンクリストバル島でダイビング&シュノーケリング!幻のハンマーヘッドシャークは見れたのか?
パン屋
サンクリストバル島で一番美味しいと評判のパン屋。間違いなくガラパゴス諸島で一番美味しいパン屋です。
定番のパンからチーズパン、チョコパンも並んでいます。値段は0.25USドル〜と1USドルあればお腹いっぱいになるので、お財布に優しいです。朝食にピッタリ。もちろんおやつにも!
おすすめはチーズパンとチョコパン。
日替わりで並ぶお菓子パン。
デザートも!おすすめはプリン。甘さ控えめで固めです。
19時前後に行くと焼きたてのパンが買えます。おすすめはできたてが買える夜です。
2019年現在、地図で示されている場所はレストランになっており、パン屋さんは左2軒隣に移転しているようです。
地図のリンク:こちら
メルカド(市場)
サンクリストバル島の食事情が分かる島唯一のメルカド(市場)です。
外観・内観ともに結構キレイです。ここに来ればある程度の食材が大体揃います。
野菜はトマト、玉ねぎ、にんじん、ナスだけではなく、キャベツや白菜まで種類が豊富。
肉も牛・豚・鶏が手に入ります。豚肉を購入しましたが、100g1USドル以下で購入できました。値段はそこまで高くないです。
2階は食堂になっていて、時間になるとお店が並びます。
地図のリンク:こちら
郵便局(CDE)
なぜに郵便局?と思うかもしれませんが、それにはきちんとした理由があります。
実は、サンクリストバル島の郵便局から手紙を出すと、ガラパゴス諸島限定の切手で手紙を送ることが出来ます。
ガラパゴス諸島限定切手は4種類から選べます。5USドルです。
こっちが普通の切手です。全然違いますよね。
僕がサンクリストバル島に滞在していたのは年末時期だったので、年賀状を送りました。
切手が思った以上に大きいので、切手を貼るスペースを考えないと、僕みたいに汚い感じになるので、ご注意ください。笑
日本までの郵送料は3USドルです。
地図のリンク:こちら
レストランなどの外食相場
ローカルレストランでは、定食が5USドルの価格が相場ですが、あまり美味しくないです。屋台で売られているエンパナダは1USドルで美味しいです。
他には、ロブスターが食べれるレストランやハンバーガー店、日本食レストランもあります。
一番コスパが良いのはメルカドでの食事です。
4泊5日のサンクリストバル島観光にかかった費用
- フェリー代:26.6USドル(イザベラ島⇒サンタクルス島⇒サンクリストバル島)
- フェリー連絡ボート代:2.5USドル
- 食費:54.7USドル
- ダイビング代:160USドル
計 243.8USドル
レストランでロブスターを食べたり、毎日アイスを食べたりしていたので、食費が結構かかりました。
あとは、キッカーロックのダイビングツアーが一番大きな費用でしたね。
まとめ
サンクリストバル島は、一番バランスの取れた島なので、一番好きになる人が多いと言われています。
ぜひ、思う存分楽しんでくださいね!
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