インドを自由に旅行するにあたって、長距離電車の存在は欠かせない移動手段です。路線によっては飛行機と値段が変わらない路線のありますが、それでも人気な電車移動。
実は、移動前日にチケットを入手できるのが難しいという事情があり、インドを電車で回るには計画がものすごく大事だったりしますので、チケット予約&購入は計画が決まり次第すぐがおすすめです。
という事で、インド内を走る長距離電車のチケット予約&購入方法をご紹介していきます。
目次
長距離電車のチケット購入方法
電車チケットの購入方法は大きく分けて3つ。
- 購入を代行してもらう
- ネットで予約&購入する
- 外国人専用チケット販売窓口で購入する
となります。
購入を代行してもらう
ホテルや旅行会社で代行で購入してもらう方法です。日本人宿「サンタナ」では手数料300ルピーで購入代行してくれます。値段的には他の方法に比べて一番高くなりますが、簡単で確実です。
ネットで予約&購入する
自分で空席状況や値段を見ながら予約できて、キャンセルも簡単です。インド人の人口の多さに対して長距離電車の本数が多くないため、早めにチケットを予約しておかないとなかなか計画通りの旅程が組めないのがインドの長距離電車の特徴です。
120日前から予約開始のため、翌日の電車を取ろうと思い立ってもなかなか空いている座席を見つけるのが大変なんです。そういう事情もあり、早めに旅行の計画を立てて、いち早く確実にチケットを手に入れるには最良の方法です。
少し前までは、インドの携帯電話番号を所有していないとネット予約が出来なかったのが、日本の携帯電話番号を所有していれば予約できるようになっています。
以下のサイトが分かりやすかったです。
外国人専用チケット販売窓口で購入する
そもそも電話番号を持っていなかったり、世界一周中に立ち寄る人も多いのがインド。ニューデリー駅の外国人専用チケット販売窓口で購入する事が出来ます。
ただし、窓口が分かりづらい場所にあり、窓口に向かっていると声をかけてくるインド人がいて「あそこは移転したから別の場所まで行かないとダメだよ」「あそこじゃチケットを買えないから帰る場所を案内するよ」と法外な料金を請求してくるぼったくり旅行会社に連れて行かれるケースが多発しています。
移転することはないですし、ちゃんとチケットも買えるので駅周辺にいるインド人の言うことは全て無視して、外国人専用チケット販売窓口まで向かいましょう。
外国人専用チケット販売窓口は定価で購入できます。
行き方の詳細は写真を使って分かりやすく後述しますので、参考にしてください。
ニューデリー駅にある外国人専用チケット販売窓口の行き方
それでは、ニューデリー駅にある外国人専用チケット販売窓口までの行き方を写真を使ってご紹介します。
空港から直通のメトロのニューデリー駅ではなく、長距離電車が走るニューデリー駅の方なので、間違わないようにご注意くださいね。
では、メトロのニューデリー駅からの行き方と、日本人宿「サンタナ」があるメインバザールからの行き方をそれぞれ見ていきましょう。
メトロのニューデリー駅からの行き方
メトロのニューデリー駅を背にして前を向くと以下の場所があります。
色々と声をかけられると思いますが、ガン無視して進んでください。矢印のある部分から進んでいきます。
そうすると、左方向に長距離電車が走るニューデリー駅が見えます。この道を直進するとリキシャやタクシーが停まっている通りに出ます。突き当りまで行くと通りが見えるので、次に右折します。
右折すると、上記のように駅構内に入る入口がいくつか見えます。まずは、この道路を渡ります。
ここでも色々声をかけてくる人がいますが、ガン無視してください。右側にエスカレーターと書かれた看板があるので、そこまで行きます。
この入口から入ってエスカレーターで上に行きます。チケットを持っていなくても入れます。入場料も不要です。
荷物検査ゲートをくぐるとエスカレーターがありますので上まで行きます。
エスカレーターで上に行ったら右折して300mくらい直進です。何本も列車が停まっているのが見えますよ。
ずっと直進すると階段とエスカレーターにぶつかるので、どちらかで下に降ります。
駅の反対側に着きました。直進します。
100mくらい直進すると上記の「INTERNATONAL TOURIST BUREAU」という看板があります。これが外国人専用のチケット販売窓口です。
ちなみにこちら側がメインバザール側になるので、メインバザールからニューデリー駅に向かって歩いてくるとここまで簡単に来れます。
駅構内に入ったら「LIFT」の文字が見えてくるので、鉄のゲートの手前で右折します。
「INTERNATONAL TOURIST BUREAU」という看板と階段が見えるので2階へ。
1つ上の階に上がり通路を進んでいくと「INTERNATONAL TOURIST BUREAU」という看板を掲げた部屋があります。ここが外国人専用チケット販売窓口です。
中に入ったら、まず右手にあるカウンターで、いつ、どの列車で、どのクラスの座席で、どこに向かうのか?という旅程表を用紙に書いてもらいます。この時、空席状況を調べながら書き出してくれるので、もし空席がなかったら日程調整して何とか空席を見つけてくれます。
なので、この日じゃないとダメ!という計画以外に、第三候補くらいまでの旅程を準備しておかないとチケット購入に苦労します。
電車の用紙を書いてもらったら番号札を発券し、自分の順番が来るまで待ちます。自分の番号が呼ばれたらカウンターで購入手続きです。旅程の確認をして問題なければ支払いです。支払いはカードが使えるとカウンターに書いていましたが、対応してくれず、現金のみでした。
ニューデリー駅からメインバザールの行き方
階段を降りて駅構内を出たら左折して写真右手の通路を進みます。
ここを越えます。
上記青いゲートをくぐるとメインバザールになります。
まとめ
電車のチケット予約はお早めに!特にハイシーズン、さらにシヴァ祭りがある8月は激混みするらしいので、計画命です。
それでは良い旅を!
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