クロアチアのザグレブから、イストリア半島の丘の上の町モトブン(Motovun)へ行く方法をまとめます。モトブンはトリュフとワインの町としても知られ、観光局は毎年テラン(ワイン)とトリュフの祭りを案内しています(2026年は10月17日・18日)。
結論から言うと、ザグレブ→モトブンの直通バスはありません。ザグレブからパジン(Pazin)までバスで行き(2時間50分〜・€17.00〜)、パジンからモトブンまではタクシーか宿・ツアー会社の送迎で行くのが基本です。自由に回りたい人はレンタカーも選べます。
運賃・時刻は、2026年10月28日に、ザグレブ・バスターミナルとArriva(Autotrans)の公式ページ、ザグレブ・バスターミナルの公式の時刻検索で確かめた内容です。運賃と便は日によって変わるので、予約の前に公式の画面で確かめてください。
ザグレブ→モトブンの移動手段の比較
| 手段 | 所要時間 | 運賃の下限(公式の表示) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| バス(ザグレブ→パジン)+タクシーか送迎(パジン→モトブン) | バス 2時間50分〜3時間45分+パジンから車 | バス €17.00〜+タクシー代か送迎代 | 運転しない人 |
| レンタカー | 道と休憩で変わる | 会社・日で変わる | ロヴィニやプーラなど、イストリアのほかの町も回りたい人 |
バスの運賃は便によって€17.00〜€31.10と差があります。いちばん安い€17.00は深夜1:15発の便で、昼の便は€24.60〜€31.10でした。パジンから先はバスの時刻を公式で確かめられなかったので、この記事ではタクシーか送迎を前提にしています。
乗りたい日の電車・バス・飛行機の運賃をまとめて比べるなら、予約サイトの Omio(日本語のサイト)で検索できます。Omio でザグレブ→パジンを検索する
バスでザグレブからパジンへ行き、モトブンへ向かう
ザグレブ・バスターミナル(Autobusni kolodvor Zagreb)からパジンへは、Autotrans(Arrivaグループ)とBrioni(プーラのバス会社)の直通バスが出ています。ザグレブ・バスターミナルの公式の時刻検索で、2026年11月12日のザグレブ→パジンを調べた結果は次のとおりです。
| ザグレブ 発 | パジン 着 | バス会社 | 運賃 |
|---|---|---|---|
| 1:15 | 4:50 | Autotrans | €17.00 |
| 7:55 | 10:45 | Autotrans | €31.10 |
| 9:15 | 12:59 | Autotrans | €31.10 |
| 16:00 | 19:15 | Brioni | €24.60 |
| 16:00 | 19:45 | Autotrans | €24.60 |
| 19:00 | 22:40 | Brioni | €24.60 |
乗車券の買い方と荷物代
乗車券は、ザグレブ・バスターミナルの公式サイトの時刻検索の画面から買えます。ネットで買えるのは出発の15分前までで、メールで届く片道の乗車券は印刷して持つ案内になっています(AKZの公式)。ターミナルの窓口でも買えます。
スーツケースなどをバスの荷物入れに預けるときは、荷物代がかかることがあります。Arrivaの公式の料金表では、国内の路線の荷物は1つ€1.00〜€1.30で、乗車券を買うときか、乗るときに運転手に払います。手に持つ小さな荷物は無料です。
公式ページ:時刻検索・乗車券(Autobusni kolodvor Zagreb)/荷物の料金表(Arriva)
クロアチアのバスの予約の手順はこちら:クロアチアのバスの予約方法
パジンからモトブンへはタクシーか送迎で
パジンからモトブンへは、パジンのバスターミナルの近くでタクシーを拾うか、モトブンの宿やツアー会社に送迎を頼みます。2019年に行った時、パジンからモトブンまでは車で30分ほどでした。
2019年は、モトブンのトリュフのツアー(Miro Tartufi)を予約するときに「パジンまで迎えに来てもらえますか?」とメールで聞いたところ、タクシーより安い料金で迎えに来てもらえました(当時の料金は150クーナ。クーナは2023年にユーロに切り替わり、今は使えません)。モトブンの宿でも送迎に応じてくれる所があるかもしれないので、予約のときに聞いてみてください。
レンタカーでザグレブからモトブンへ行く
乗り換えの手間がなく、いちばん自由に動けるのはレンタカーです。ザグレブで借りれば、バスの時刻を気にせずにモトブンへ行けて、そのままロヴィニやプーラなど、イストリア半島のほかの町も回れます。
モトブンの旧市街は丘の上にあり、石畳の坂道が続きます。車で行く場合は、車を停める場所を宿に聞いておくと安心です。
2019年にザグレブからモトブンへ行った流れ
2019年8月は、ザグレブの中心から路面電車でバスターミナルへ行き、7:55発のArriva(Autotrans)のバスに乗りました。乗車券に書かれた番号の乗り場に行くと、バスは出発の20分前に着いていました。

このバスはザグレブを出て、リエカ、パジン、ロヴィニの順に止まる便でした。スーツケースを預けると、荷物代を現金で払いました。座席の上にはUSBの差し込み口があり、車内の無料Wi-Fiも使えました。出発のころにはほぼ満席だったので、夏は前もって予約しておくと安心です。
ネットで買った乗車券はメールのQRコードを見せて乗れました。バスは時刻どおりに出発し、3時間でパジンに着きました。バスターミナルでは、頼んでおいたツアー会社の人が名前を書いた紙を持って待っていてくれて、30分ほどでモトブンに着きました。

泊まった宿が丘の上のエリアだったので、スーツケースを引いて石畳の坂を上るのは大変でした。スーツケースで行く人は、宿の場所と坂の有無を前もって確かめておきましょう。
モトブンからザグレブへ戻る場合
逆向きも、モトブンからパジンまでタクシーか送迎で行き、パジンからザグレブ行きのバスに乗ります。2026年11月12日のザグレブ・バスターミナルの時刻検索では、パジン→ザグレブは次の3本でした。
- 8:00発→11:40着(Brioni・€24.60)
- 8:50発→12:40着(Autotrans・€31.10)
- 17:50発→21:30着(Autotrans・€31.10)
モトブンからイストリア半島の海沿いの町ロヴィニへ向かう場合は、モトブン→ロヴィニの行き方をご覧ください。
よくある質問
ザグレブからモトブンへ直通のバスはある?
ありません。ザグレブ・バスターミナルの公式の時刻検索で、2026年11月12日のザグレブ→モトブンは0件でした。パジンまでバスで行き、そこから車で向かいます。
ザグレブからパジンまでのバスは何本ある?
2026年11月12日の便では1日6本(深夜1:15発〜19:00発)で、所要時間は2時間50分〜3時間45分、運賃は€17.00〜€31.10でした。
パジンからモトブンまではバスで行ける?
パジン→モトブンの路線バスは、公式で時刻を確かめられませんでした。タクシーか、モトブンの宿やツアー会社の送迎を頼むのが確実です。2019年は車で30分ほどでした。
バスの荷物代はかかる?
Arrivaの公式の料金表では、国内の路線でバスの荷物入れに預ける荷物は1つ€1.00〜€1.30です。手に持つ小さな荷物は無料です。
クロアチアの通貨は?クーナは使える?
クロアチアは2023年1月1日にユーロに切り替えました(欧州委員会)。バスの運賃もタクシー代もユーロで払います。昔の旅行記にあるクーナの値段は、今は使えません。
移動中、スマホのネットはどうする?
まず、今のスマホの契約が海外で使えるかを確かめてください。足りないときは、次の3つから選べます。
- トリファ
:海外用のeSIMをアプリで買えます。200以上の国と地域に対応し、日本語のチャットで24時間相談できます。
- ahamo
:日本の携帯の料金プランです(毎月の料金がかかります)。eSIMなら新しい番号でも申し込めて、当日〜3日前後で使い始められます。海外では申し込みも追加料金もなしで、クロアチアを含む91の国と地域でデータ通信が使えます(海外で使い始めた日から15日を過ぎると、速度が最大128kbpsに落ちます)。今のスマホに2つ目の回線として入れる使い方は、ahamoの動作保証の対象外です。 - Airalo(エラロ):海外用のeSIMです。日本語のサイトで買えて、ヨーロッパの41か国で使えるプランがあります。サポートは24時間・多言語です。
(トリファ・ahamo・Airaloの公式サイトで2026年10月28日に確認)
ザグレブ→モトブンの移動手段まとめ
- 運転しない:ザグレブ→パジンのバス(1日6本・2時間50分〜・€17.00〜)+パジンからタクシーか送迎
- 自由に回りたい:レンタカー(イストリアのほかの町もまとめて回れる)
- 直通のバス:なし
モトブンは交通の便がよい場所ではありませんが、丘の上の町並みとトリュフを目当てに、ぜひ訪れてほしい町です。パジンからの足は、宿やツアーを予約するときに一緒に相談しておくと安心です。
良きクロアチアの旅を!











