【世界一周準備】お得すぎるおすすめのクレジットカードと注意すべきチェックポイント

世界一周や海外旅行に必需品となっているクレジットカード。僕は現在世界一周中ですが、クレジットカード選びにとにかく時間がかかったのを鮮明に覚えています。

クレジットカードを発行しすぎると審査に落ちてしまうんじゃないかという恐怖。種類が多すぎるがゆえに選び疲れてしまうストレス。

ただクレジットカード選びをするだけなのに、なぜこんなに疲れ果てないといけないのか?と日々頭を悩ませていました。

なぜなら「世界一周 クレジットカード おすすめ」「海外旅行 クレジットカード おすすめ」と検索して出て来るブログやサイトがあまりにも役に立たなかったからです。

僕自身、厳選に厳選をし、優秀なクレジットカードを比較検討して選んだ結果、「楽天カード」「三井住友クラシックカード」が全然大したことのないカードだということが分かった瞬間には、「また調べ直しか…」と途方に暮れていたのが懐かしい思い出です。

そこで、今回は、本当に優秀なクレジットカードの選び方の基準を明らかにして、世に出回る誤解を解き明かしていこうと思います。

なので、この記事を読むことで、どういう観点でクレジットカードを選べばいいかがハッキリと明確になります。

ぜひ、世界一周や海外旅行時のクレジットカード選びの参考に少しでもなれたら幸いです。

目次

海外旅行時のクレジットカード 4つの役割とは?

そもそも、海外旅行時のクレジットカードを選ぶ上で、クレジットカードの役割ついて把握しておかなければ自分に最適なカードを選ぶことは出来ませんよね。

なので、クレジットカードは一体僕たちに何をもたらしてくれるのか?という基本的な部分から考えていきましょう。

意外とクレジットカードから受けられる恩恵について知らない人が多いですし、クレジットカードの重要性を知らないからこそ、持たずに世界一周や海外旅行に出かける人が未だにいるのも事実です。

しかし、僕から言わせたら、海外渡航時のクレジットカードは必須です。なぜなら、持たないだけで大損してしまうからです。まずは、そこに気づいて頂くためにクレジットカードの役割から解説していきます。

クレジットカードを海外へ持っていくことの役割は、大きく分けて5つの役割があります。「身分証明証」「海外旅行保険」「現地決済」「海外キャッシング」「マイル」の役割に分類されます。

これら一つずつ細かく見ていくことにしましょう。

1:身分証明証としての役割

海外では、クレジットカードが支払い能力を証明する身分証明証代わりになることがよくあります。

例えば、レンタカーを借りる際にクレジットカードがないだけで、レンタカーの利用が出来なかったり、ホテルでさえも予約できなかったりします。

なぜなら海外では、サービス代金の保証としての「デポジット」という制度があり、クレジットカードで管理されるようになっているからです。

せっかくたどり着いたホテルに泊まれない。せっかく楽しみにしていたレンタカーに乗れない。そういった事態を防いで快適な旅を過ごすためにクレジットカードが活躍してくれます。

2:海外旅行保険としての役割

クレジットカードを発行するだけで、海外旅行保険が無料で付帯するカードが数多く存在します。となると、海外旅行に行く際には、AIUなどの海外旅行保険に加入しなくても良くなります。

海外旅行保険が付帯している年会費無料のクレジットカードの場合だと、別途海外旅行保険に加入しなくても済むので、海外旅行保険代を払わずに済むのでお得になります。

年会費無料で海外旅行保険が充実しているカードについては下記記事を読んでみてください。

参考記事:【究極版】手厚い海外旅行傷害保険が自動付帯する年会費無料のクレジットカード5選+1選

実際に僕が1ヶ月近くカンボジアに行った際は、約1万円分の海外旅行保険代がクレジットカードのおかげで海外旅行保険に費用がかからず節約することが出来ました。

カンボジアではビール1杯50円で飲めるので、この1万円がどれほど贅沢なものに変わるか考えたらクレジットカードに付帯する保険の手厚さには頭が上がりません。

ただし、数多く存在するというだけで、全てのクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているわけではないのです。

そのため、今あなたがお持ちのクレジットカードが、もしかしたら海外旅行保険がない場合もあります。なので、念のため、クレジットカード会社に確認を取ってみた方がいいです。

実際に、僕が過去に使っていたクレジットカードには海外旅行保険が付帯していないことがありました。

また、クレジットカードには、所持しているだけで海外旅行保険が適用する「自動付帯」。航空券などを買わなければ適用されない「利用付帯」。現地で利用すれば適用される「特殊版利用付帯(←※勝手に命名)」の3種類があります。

詳しいことは下記記事に書いているので、ぜひ読んでみてください。そして、しっかりといまお持ちのクレジットカードがどれに該当するのかを把握しておきましょう。

海外旅行保険が付帯していないクレジットカードは選ぶべきではないということです。

海外旅行保険の最大補償額という数字のトリック

よくクレジットカード会社が「最大補償額1億円!」「5,000万円!」という謳い文句でプロモーションをしていますが、安心感を抱かせる数字に騙されてはいけません。

そして、あの数字の裏側を知らずにブログで紹介している人の言うことにも騙されてはいけません。

海外旅行や世界一周のクレジットカードについて書かれている記事を見ると、楽天カードをおすすめされているので、楽天カードを例に挙げて最大補償額という数字のトリックを解き明かしてみます。

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実は、よくある最大補償額というのは、どこのクレジットカードでも「死亡・後遺障害」の補償額の事なんです。

つまり、旅行中のケガや病気をした場合の入院・治療費が2,000万円の補償がついているわけではなく、死んだ時や後遺障害が残った時の補償なんです。

ぶっちゃけこんなの要らないんです。大事なのは、現地での入院治療費が負担される傷害治療費」「疾病治療費」の補償と、物が盗まれた時のための「携行品損害」の補償です。

補償内容をよく確認せずに「海外旅行保険で1億円補償されるなら安心!」と思ってフタを開けると、「傷害・疾病治療費」が100万円以下もしくは0円だったりすることがあります。

なので、注意深く見ないと万が一の時に痛い目を見てしまいます。最大補償額という数字のトリックに騙されないようにしましょう。

3:現地決済としての役割

持ち合わせのお金では足りなくなったり、現金を盗まれたり、現金を持ってはいるけど現地通貨ではないなどの場合に、クレジットカードがあれば、乗り切れることが出来ます。

まだ営業時間内のはずなのに両替所が閉まっていたり、近くに両替所がないことは海外ではよくあることです。

おみやげを買いたいけど、買えるだけの現金がなかったり、空港までの現金を考えたら夕飯を我慢しなきゃということもよくあることです。

そして、現金を盗まれることはよくあることではありませんが、何が起きるか分からないのが海外です。最悪の事態を想定して行動した方がいいです。

そんな時にクレジットカードがあれば便利です。現金を持っていなくてもいいですからね。

また、クレジットカードブランドはVISAとMASTERを持っておいた方がいいです。なぜなら、この2種類があればほぼどこでも利用できるからです。

一方で、アジア以外の場所では、JCBを使える場所が少ないですし、同様にアメックスも使える場所がまだまだ少ないです。

VISAかMASTERに絞ることが大事です。

4:海外キャッシングとしての役割

海外渡航時に日本円を両替したり、国境越えをする度に両替を繰り返したり、国際プリペイドカードを利用してATMから現地通貨を引き出したりするのが一般的ですよね。

この中のどれよりもレートが良い両替方法は、実は海外キャッシングなんです。

ただし、学生の場合は、キャッシング枠を設けることが出来なかったりしますし、複数枚のクレジットカードでキャッシング枠を設けてしまうと、簡単に審査落ちしてしまうので、どのカードにキャッシング枠を設けるかについてきちんと考えなければいけません。

キャッシング枠の審査が通りやすいカード選びが重要になってきます。

実際に下記記事では、海外キャッシングをやってみたことを書いてあるので、流れを把握してみてください。

関連記事:【網羅】初めての楽天カード海外キャッシング!自動リボ払いを回避して繰り上げ一括返済するまでの流れ

5:マイルとしての役割

今でこそLCCが全世界中で飛んでいるので、ANAやJALに乗ってられないと思う方もいるかもしれませんので、何とも言い難いことではあるのですが、マイルってビックリするくらい簡単に爆発的に貯まるんです。

そして、マイルを貯めることで、世界一周航空券に交換可能なので、世界一周にかかる航空券代が無料になるわけです。

しかも、1年もあればビジネスクラスの世界一周航空券を手に入れられるマイルが貯まります。

実際に、僕もマイルを貯め始めて1年経たずしてビジネスクラスの世界一周航空券分のマイルを獲得しています。しかも無料で貯めてきたものなので、マイルを意識したカード選びをしてもいいのではないかと僕は思っています。

航空券代が無料になるのは、かなり大きいですよね。海外に行く際の出費の50%以上が航空券代になることなんてザラですからね。

世界一周におすすめのクレジットカード5選

1. エポスカード(保険が良い)

年会費永年無料なので、お金がかかりませんし、海外旅行保険が付いているので、持っておくべき。

さらに、ゴールドカード並の補償額なので、海外旅行保険としてはかなり優秀なカードです。ちなみに、傷害200万円・疾病270万円・携行品20万円の補償額です。

また、電話一本でキャッシュレス診療を受けることができるので、万が一、海外の病院にお世話になる際に、自分でお金を用意しなくてもOKなカードです。

年会費無料のクレジットカードの中で業界トップクラスに優秀な一枚です。

>>> エポスカードの詳細

2. REX CARD Lite(マイル還元率&保険が良い)

年会費無料カードの中では還元率が最上レベルなので、年会費無料カードでマイルを貯めるならこのカード一択です。

マイルを貯めなくても還元率が抜群なので、普段使い用でもかなり優秀です。また、家族会員までも無料なので、夫婦で世界一周や海外旅行に行かれる際は、所持しておかない理由がないくらい驚きの1枚です。

もちろん海外旅行保険も自動付帯で傷害・疾病が200万円、携行品が20万円の安心の補償額です。

エポスカードと引受保険会社が同じ三井住友海上なので、一緒に持っておくと、加算して利用することが可能です。つまり、傷害。疾病が470万円まで加算されるということです。かなり安心の補償額です。

>>>REX CARD Liteの詳細

3. セディナカード(海外キャッシング向き)

年会費永年無料カードです。海外旅行保険は付帯していないものの、海外キャッシングに非常に強いカードです。世界中のATMで「VISA」「MASTER」「JCB」のいずれかのマークがあればキャッシングすることが可能です。しかもATM手数料が無料です。

海外キャッシングでは最もお得なカードです。海外キャッシング用に所持しておくと、かなり節約できるカードです。

一度海外キャッシングを利用すると、両替という概念が無くなるはずです。わざわざ手数料のかかる面倒なことをしなくてもATMで簡単にお金を引き出せるわけですからね。

>>>セディナカードの詳細

4. ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(マイル向き)

ANAマイルを貯めるなら所持しておきたいカードです。僕はこのカードのおかげで1年弱で20万マイル貯めることが出来ました。

参考:超初心者のためのANAマイルの貯め方!世界一周経験者が分かりやすく徹底解説

僕からの紹介で発行すると、あなたに500マイルがプレゼントされますので、ぜひ下記記事を参考に発行してみてください。

参考記事:ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのお得な入会キャンペーン!500マイルを手に入れよう

5. 楽天プレミアムカード(快適さを求めるなら)

海外旅行保険はもちろんですが、世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスが無料で付いてきます。僕はこのカードのおかげでかなり快適な旅をすることが出来ています。

仁川国際空港では空港ラウンジでシャワーを浴びれたり、ビールが飲み放題だったりと至れり尽くせりの1枚です。おかげさまでフライトの3時間前には空港にいるようになりました。空港ラウンジ巡りが趣味になっています。

楽天プレミアムカードについてのメリット・デメリットについても書いていますので、参考にしてみてください。

参考記事:世界一周&海外旅行者必携!楽天プレミアムカードのメリットデメリット全てのカラクリを解説

クレジットカードを使った海外旅行保険の裏ワザ

クレジットカードを利用した海外旅行保険は3ヶ月までが基本ですが、6ヶ月、1年と延長出来るクレジットカードの裏ワザが存在します。

かなりの旅オタクじゃないと知り得ない内容だと思いますので、ぜひ読んでみてください。

クレカ攻略1:クレジットカード付帯の海外旅行保険期間を無料で3ヶ月間から1年間に延長する方法

クレカ攻略2:海外旅行保険利用付帯の裏ワザを使って保険適用期間を3ヶ月(90日)以上に延長出来るクレジットカードまとめ

クレジットカード発行は計画的&お早めに

クレジットカード発行は月に2枚までに抑えておいた方がいいです。なぜなら、一気に発行してしまうと審査に落ちてしまうからです。そして、一度審査に落ちてしまうと、半年間クレジットカードが発行出来ません。

早めの準備と計画を大切にしてください。会社を辞める前に早めに発行しておきましょう!

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