1泊2日のサハラ砂漠ツアーの行き方・料金・注意点・持ち物まとめ

モロッコと言えば、サハラ砂漠。サハラ砂漠と言えば日本語がペラペラで面倒見が良いと評判の日本人の人気宿でツアーも催行している「リアドマムーシュ」に宿泊し、サハラ砂漠ツアーも予約しました。

実際に、サハラ砂漠ツアーに参加してみた経験をもとに、参加方法、料金、持ち物、注意点などをまとめてご紹介します。

ツアーに参加した様子を動画にもまとめていますので、よろしければご覧ください。

目次

日本語が通じる宿「リアドマムーシュ」でサハラ砂漠ツアーを予約

僕は、宿泊していた日本語が通じる宿「リアドマムーシュ」で1泊2日のサハラ砂漠ツアーを宿の予約時に一緒に予約しました。

宿に着いてからでも予約は出来たみたいですが、到着が夜21時過ぎで翌日分の予約ができるか分からなかったので、事前に予約しておきました。

ちなみに、リアドマムーシュは無料でバス停まで迎えに来てくれるサービスがあり、とても助かりました。

他にも日本人には「ワイルドネスロッジ」「オアシス」という宿も人気です。

どちらもメルズーガの手前にあるハシラビードという街で降りる必要があるので、ご注意くださいね。

関連記事:日本人に大人気のサハラ砂漠のホテル!リアドマムーシュ宿泊レビュー

ツアー料金

ツアー料金は公に出ているのが、2つ。

1泊2日のサハラ砂漠ツアーと、サンセットorサンライズのみのツアーがあります。

1泊2日のサハラ砂漠ツアー

夕方4時にラクダに乗って砂漠を出発。ラクダに乗って1時間くらいの場所にあるテントで1泊。夕日、星空、朝日を見て帰るツアー。

料金:350ディルハム(≒4,040円)

サンセットorサンライズ砂漠ツアー

テントに宿泊無しで、ラクダに乗って砂漠を出発し、夕日or朝日を見て帰るツアー。

料金:各150ディルハム(≒1,730円)

せっかくだからと、1泊2日のツアーに申し込みました!

では、当日の流れを時系列で追いながら書き進めますね。

11:00 チェックアウト

リアドマムーシュのチェックアウトが11時だったので、11時に部屋を出ました。

ツアーの開始が16時からで待ち時間が5時間もあったんですが、共有スペースでゆっくり過ごさせてもらえます。

プールにも入れますし、テラス席ではWiFiが使えるのでネット利用出来ますし、レストランのソファーベッドで寝ることも出来ます。

僕はブログを書いたりメルマガを書いたり写真整理をして過ごしていました。

そんなゆったりな時間はもったいない!という場合は、10時から「大砂丘1周ツアー by 4WD」というのがあるので、参加するのもアリですよ。

メルズーガの大砂丘を囲む砂漠の村々を訪ねたり、遊牧民ノマドのテントに訪問したり、盛りだくさんツアーです。

16:00 サハラ砂漠ツアースタート

宿でゆっくりしていたら、スタッフさんが「ツアー行きましょう!」と日本語で声をかけてくれました。

残念ながら、天候は微妙です。ちなみに、天候が微妙だったらツアーをキャンセルするなどして絶対に天気待ちした方がいいです。

僕らは天候が微妙な中、ツアーに行ったのですが、せっかくの砂漠の景色が超微妙でした。泣

なので、1日しかない状態で行くよりも、天気待ち出来る日程的余裕は必須です!

という事で話を戻します。

宿を出ると、ベルベル人のおじさんが何匹もラクダを引き連れていて、サハラ砂漠に来ていることを実感。

たくさんのラクダが待機している砂漠の入口まで3分くらい歩きます。

そして、今回の相棒となるラクダ。僕はこのラクダにお世話になることに。そして、ラクダに乗ります!

乗り心地は、色んな人がブログで書いている通り「痛い!」です。

この痛さは決してラクダの骨格がゴツゴツしているからではなく、ラクダの背中に装着している金具の固さによる痛さですね。厚手のマットを敷いていますが、それでも痛いです。

そして、ラクダ歩行中は、前後の揺れが激しいので、カメラを落とさないように気をつけてくださいね。

先導してくれるのはベルベル人ではなく、小学生たち。笑

はじめてのおつかい的な感じで微笑ましさはありますが、ベルベル人ではない事に少し萎えましたね。

ガイドが子どもたちだったので、写真すら撮ってもらえず・・・泣

いや、これは全て天候のせいです。天候が良ければ心が萎縮することなどなく萎えることなんてなかったはずなんです。

美しくどこまでも広がる砂漠。見た事もないような空の青さ。

があるはずだったんですが、空は白く、意外と草も生えていたりします。

ちょっと日が出てくると、ラクダの日陰が出たりしますが、空はどんよりしたままです。

めっちゃ頑張って写真を撮っていましたが、これが限界。きれいなことはきれいなんですが、やっぱり天候ってすごく大事です。

突き抜けるような景色ではなく、そこまで感動もしません。

しつこいようですが、サハラ砂漠は天候がめちゃくちゃ大事です。ツアーに参加する時は、きちんと天気予報を確認してから行くようにしてくださいね。

そして、天気待ち出来る余裕を持っておくことも忘れずに。

じゃないと、突き抜ける感動を味わうことが出来なず、残念な結果になってしまいます。

と、心が折れそうになりながらラクダに乗ること1時間テントに到着。

想像していたテントとは違い意外と快適そう!

テントの中に入ると、暖かく、ベッド、布団類がしっかりあってすごく快適でした。コンセントはありませんでしたが、電気がついたのには驚きましたね。

テントの外にあるソーラーパネルで発電していました。

荷物を置いて、砂漠を歩いたりしたんですが、ただ、曇っていたので、サハラ砂漠を見ても全く感動せず。サンセットも微妙だったので、テントのベッドに入り、持参したkindleでキングダムを読んでいました。

世界一周で一番外したツアーだったかもしれません。何度も言いますが、天候を見てツアーに行くかどうかを決めた方がいいですよ。

そうじゃないと、ラクダと一緒に砂遊びをしに来たくらいの楽しさ程度で感動が皆無です。むしろ期待値とのギャップがものすごいので心折れます。

天気マジで大事です!

夕飯は、タジン鍋、野菜炒め、パン、フルーツでした。しっかり料理できる環境があるんだという驚きと美味しさ!

砂漠ツアーでは、夕飯が出ますが、水やジュースなどは出ないので各自持参する必要があります。

乾燥が酷くてこまめに水分を摂取しておかないと喉がやられてしまうので、多めに持っていくことをおすすめします。

ご飯を食べた後は、超キレイな星空をゆっくり見るというのが定番のようですが、星が一つも見えず。

テントの中で眠くなるまでキングダムを読むというある意味贅沢な時間を過ごしました。

ウユニ塩湖やパラグアイの民宿小林で見た星空がめちゃくちゃキレイだったので、星空が見れないショックはそこまで大きくはなかったんですが、赤い夕日に染まる砂漠は見たかったな〜。

ちなみに、夜はキャンプファイヤーをやって音楽を楽しむ時間もありましたが気分が乗らなくて僕は参加しませんでした。1時間くらいあったようです。

8:00 テントを出発

朝、突然起こされてテントを出発し、1時間かけてリアドマムーシュまで帰ります。

リアドマムーシュの宿は良いんですが、ツアーはガイドさんたちがやっつけ仕事のような感じで進んでいたので、正直微妙だったなというのが感想です。

ガイドは名前を聞いてきておきながらずっと「ニホンジン」って呼んでくるし、ノマドや遊牧民の事を聞いてもあまりちゃんと説明してくれないし、テントに着いてからは基本的に放置プレイだったし。

きっと天気が良ければ、そんな事全く気にならなかったんでしょうけどね。

必要な持ち物

  • 水(1.5L以上)
  • サングラス
  • カメラ
  • リップクリーム

とにかく乾燥が酷く、日差しが強くなくても眩しいです。喉カラカラ、唇カサカサになります。

あとは、思った以上に砂が細かいので、防塵ケースやジップロックなどでカメラを覆ってガムテープで砂が入ってこないようにしておく工夫も大事かなと思いました。

そして、OrengeというモロッコのSIMカードだとサハラ砂漠にいてもネットが使えたので、もし、必要な場合はSIMカードの準備を。5GBで30日間使用できるSIMで90ディルハム(≒1,040円)でした。

まとめ

サハラ砂漠は天気マジで大事です!