ペルー・リマの伝説日本人宿!お宿桜子までの行き方と宿泊レビュー

ペルーのリマで日本人に人気の日本人宿「お宿桜子」。

実際に泊まってみた経験をもとに、宿までの行き方や宿の様子をご紹介していきます。

目次

お宿桜子について

お宿桜子の特徴は大きく7つ。

  1. めちゃくちゃ快適
  2. 夜のシェア飯が美味しい
  3. クオリティの高い朝食が無料
  4. ペルーの観光情報がたくさん手に入る
  5. 3泊以上すると併設のサウナ&プール1日無料券がもらえる
  6. クリスマスor年越し時期はBBQがある
  7. WiFiが速い

です。

僕は12/30〜1/4まで滞在していました。

この時期の宿泊客は、南米を南下している旅人が多く、マチュピチュ遺跡、ウユニ塩湖、パタゴニア、イースター島を目指す人が多かったです。

そのため、情報交換や旅仲間も出来ました。

お宿桜子でで出会った旅人とは、その後、マチュピチュ遺跡やウユニ塩湖でバッタリ再会することが多いので、仲良くなっておくと以後の旅が楽しくなること間違いなしです!

僕らもマチュピチュ遺跡やウユニ塩湖では、お宿桜子で出会った旅仲間と一緒に回ったり、ツアーに参加したりしてとても楽しかったですし、情報が共有できるのも貴重でした。

旅人をつなぐ場所という事も人気の理由なんだと思います。

ちなみに、オーナーのナツキさんにいくつかお話を伺いましたが、その中で一番面白かったエピソードは、全く旅経験が無い人で、ペルーに移住してきた時に、たまたま助けた日本人との出会いがキッカケで日本人宿を経営することになったというお話でした。

てっきり往年の旅人かと思うほど、かゆい所に手が届く宿なので、そのギャップにビックリします。詳しくは後述していきますね。

宿泊費

  • ドミトリー:35ソルor13USドル(ソル払いの方がお得です)
  • 個室(2名):30USドル
  • 個室(3名):45USドル

個室利用の際は、事前予約&支払いが必要でした。ドミトリー利用の場合は、必要なしです。

チェックイン・チェックアウトについて

  • チェックイン:PM12:00
  • チェックアウト:AM11:00

9:00以降だとチェックイン時間まで受付で待つことができます。21:00から8:00までの間に連絡なく到着した場合は10ソルの料金がかかります。

チェックアウトは後は、15:00まで無料で荷物を預かってもらえます。

印刷サービス

有料サービスですが、プリントアウトやコピーをしてもらえます。

地図のリンク:こちら

注意点

宿があるエリアは、昼間は何も問題ないのですが、夜になると治安が悪くなるので、夜はなるべく外出しないようにと注意を促されました。

もちろんタクシーを利用して行動すれば安全なのですが、なるべく流しのタクシー利用は避けて、uberを利用するようにと説明されました。

もし、お宿桜子に宿泊して、リマでのナイトライフを楽しみたい場合は、タクシー利用必須との事です。

お宿桜子までの行き方

空港から宿に行くのは、タクシーorローカルバスの2種類。

バスターミナルから宿に行くのも、タクシーorローカルバスの2種類。

タクシー利用の際は、Uberが圧倒的にお得で安全です。料金は流しのタクシーの半額くらいです。

僕らは、エクアドルのグアヤキルからバスでリマに入ったので、バスターミナルからお宿桜子までローカルバスで行きました。

値段は2ソル(≒70円)、所要時間は1時間くらいでした。

関連記事:グアヤキルからリマへの行き方!バスチケットの購入方法・料金・乗り心地をご紹介

それぞれの行き方や注意点などはお宿桜子のHPに詳しく書かれていますので、必読です!ブックマーク必須です。

リンク:お宿桜子までのアクセス・行き方

客室

個室タイプの客室です。部屋にはベッド、デスク&チェア、モノ掛け、扇風機があります。

また、アメニティのバスタオルが部屋に入るとベッドの上に用意されていて、しかも2枚も!これは嬉しい。

共有スペース

キッチン

キッチンは鍋・フライパンなどの調理器具が一通り揃っていて、電子レンジやオーブンもあります。もちろん、食器類も充実しています。

コンロの火力も強いので自炊しやすいです。

シンク周りも広いです。テレビは日本のNHKが流れています。大晦日は紅白歌合戦が流れるので、正月気分を味わえます。

冷蔵庫もバッチリ。

オシャレな壁のアートとダイニングスペース。ご飯を食べる場所ですが、パソコン作業ももちろんOK。

シャワー・トイレ

シャワーとトイレは、個室利用でも共有です。シャワーは安定の熱々。

何個もあるので、順番待ちすることはありませんでした。

洗濯

洗濯機を無料で使うことができます。

ドミトリー部屋のある棟にも個室部屋のある棟にもどちらの建物にも洗濯機があります。そして、それぞれ外で洗濯物を干す場所があります。

WiFi

WiFiは、南米の安宿の中ではかなり速い方です。youtubeが普通に視聴できます。

無料朝食

朝食は毎日違うメニューで、オーナーさんの手作りです。元旦の朝は、そばを提供してくれて感激しましたね。

「まさか南米でそばが食べられるなんて!」と、ほとんどの人が言葉を発していたのが懐かしい思い出です。

ご飯の他に、コーヒーも提供してくれますし、ティーパックも置いてあるので、お茶や紅茶も飲めます。

これが無料というのは嬉しいサービスです。

シェア飯

宿のサービスではないのですが、宿に管理人がいる場合は、管理人がシェア飯を作ってくれます。

メニューによって材料費が変わるので、材料費をみんなで割り勘します。大体5〜7ソル(≒170〜240円)です。

1/1の夜は、ローストビーフとチラシ寿司でした。

もし、管理人がいない場合は、宿泊者同士で「シェア飯作りませんか?」という流れになるので、結局夜はシェア飯にありつけます。

宿で日本のカレールーが売られているので、近くのメルカド(市場)で野菜を買ってみんなでカレーを作って食べたり。これで1人5ソル(≒170円)でした。

桜子での食事は毎日充実していました。

桜子商店

  • 日本のカレールー、辛ラーメンなど日本人好みの食材
  • 水やジュース、ビールなどの飲み物
  • ちょっとした旅グッズ

が売られています。

桜子両替

宿で両替してもらえます。両替の種類も豊富で驚いたのが、なんと、日本円を米ドルに両替してもらうことも!

しかも、両替レートがかなり良くて、手数料たったの2%で両替してもらえました。本当に良いんですか?というくらい良心的な両替をしてくれます。

南米は日本円は全く役に立たず、米ドルが強いので、米ドルをたくさん持っておくと安心です。

チリやアルゼンチンではATM手数料が700円くらいするのが普通なので、どこで米ドルを入手するかが結構鍵なんですよね。このサービスはとても有り難かったです。

情報収集・ノート

リマだけではなく、ペルー内の旅行情報が宿の至る所に掲示されています。

情報がかなり詳しく書かれているので、ペルー情報をネット検索した記憶がないくらい網羅されています。

また、オーナーのナツキさん自体がペルー在住歴が長い方なので、聞けば何でも丁寧に教えてくれますし、各ツアーも手配してくれます。

年末年始の様子

2017年末のパーティーはBBQでした。参加費は1名15ソル(≒500円)。

約500円で食べ放題飲み放題です。飲み物はジュースだけではなくビール・ワインなどのアルコールもです。

完全に大赤字の太っ腹企画ですね。

チキンの丸焼き、ラザニア、チーズ、サラミ、おにぎり(ゆかり味!)、大福餅。

春巻き、鶏の唐揚げ、肉!

野菜串もあり、炭火でBBQです。最高に美味しかったです。旅の疲れが吹き飛びます。

飲み物類は氷水で冷やして、好きなモノを好きなように飲む自由なスタイル。

守られた空間でたらふく食べてたらふく飲んで心身ともに癒やされました。年末年始桜子は本当におすすめです。

余談ですが、ペルーの年越しは黄色いものを身につけると縁起がいいとされていて、黄色いグッズがスーパーマーケット前の露店でたくさん売られています。

結構みなさん、黄色いものを身に着けていたので、購入しておくといいかもしれません。

サウナ&プール&ジム

3泊以上の宿泊者にはサウナ&プール1日無料券が配布されます。

約25m×4レーンのプールは、プール教室がない時間帯だけ利用できます。

簡易的なジムも利用できます。サウナやプールに入る時は、ここのロッカーに貴重品を入れておけます。

サウナの種類は、普通のサウナだけではなく、薬草サウナもあり、めちゃくちゃ良かったです。

思った以上に良かったので、1日だけでは満足できず、違う日に実費でサウナに入りに行きました。それくらい良かったです。

ちなみに、通常料金は15ソル(≒500円)です。

レストラン

サウナの隣にはレストランが併設されています。このチャーハンは15ソル(≒500円)でした。

シェア飯が5〜7ソルで食べれることを考えると高く感じてしまいますが、ゆっくり過ごしたい時にはいいかもしれません。味はまあまあという感じです。

周辺情報

メルカド

宿の道路の向かいにメルカドがあります。野菜や肉を売られているだけではなく食堂も。

ハンバーガーが2ソル(≒70円)。めちゃくちゃ美味しい!とは言えないけど普通に食べれます。

エンパナダが1.5ソル(≒50円)。肉が詰まっていて美味しかったです。

コーヒーが1ソル(≒35円)。ネスカフェのインスタントコーヒーです。

年末は空いていましたが、1/1,2は閉まっていました。

スーパーマーケット

宿からバスで5分の場所に大型スーパーマーケットがあります。本当に大きいです。

食材は何でも揃いますし、Tシャツなどの日用品、電化製品も売っています。

ATMもあります。写真の「multiRed」というATMだと手数料無料でお金を引き出せます。

「Scotiabank」というATMだと米ドルが引き出せます。

まとめ

booking.comやexpedia、agodaなどのホテル予約サイトには掲載されていない人気の日本人宿なので、事前にお宿桜子の公式ホームページから予約をしておくことを推奨します。

特に宿泊客が多くなる12月〜3月は予約必須です。

面白い人がたくさん集まるので、素敵な時間になること間違いなしですよ。

リンク:お宿桜子HP

リマからクスコに行く場合は、バスと飛行機の値段が同じくらいなので飛行機が楽ですよ。僕はドローンを持っていて飛行機に乗ると没収される恐れがあったためバスで行きました。

バスで行きたい人向けにバスチケットの買い方も書いていますので、よろしければ参考にしてください。